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獣の仕業のしわざ

劇団獣の仕業のブログです。 日々の思うこと、 稽古場日誌など。

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なんだかんだ今日も寒いです。

こんにちは。小林です。

昨日は結局雪が積もることもなく、とてつもない寒さでガタガタ震えておりました。はしゃぐなんてとんでもない一日でした。

昨日の夕方、飯田橋の名画座で「グーグーだって猫である」と「転々」を観に行こうと外に出たのですが、あまりにも寒くて、「凍えて神田川で発見されても知らないよ」という声や「最終日だから行っても立ち見だよ」という声が脳内から響いてきて結局諦めました。

と今日、ある人のブログを読んで、もしかすると行かなくてよかったのかも知れないと思いました。きっと恐縮してしまいます。


今日は昨日とは違って、ある程度寒さが弱まりました。日が出ているせいでしょうか。
でも昨日と比べて風がびゅんびゅん吹いていて、日向は若干ポカポカなのに対して日陰はヒエビエ~で、まるでヒマワリのように太陽を求めて歩いていました。

今日は家に財布を忘れてしまい、いつもはするコーヒーブレイクができなくて、更に空腹に喘いでおります。以前に「一日中飯を食わないとどうなるのか」を実施したとき、夕方くらいになってお腹がチクチク痛み出して「盲腸か!」と思い、とにかく家に帰らなくてはとフラフラヨタヨタと帰ったことがありました。
家に着いて「盲腸かも知れん。」と告げると「え、何食べたの?」「いや、何も」「じゃあコレ」とバナナを差し出されたので、剥いて食べました。しばらくは何も変わりませんでしたけど、10分後、あら不思議。通常の空腹感がするじゃありませんか。結局その日はご飯を三膳食べました。くだらないことを無理にするこたぁないですね。

盲腸で思い出しましたけど、あれは食べ合わせがいけないとなるというような話を聞きます(天ぷらと氷、とか、鰻と梅干し、とか)。真偽が分からないので試してはいないのですが(怖いので)、どうやら鰻と梅干しは嘘のような感じです。
実はこの前父が鰻に梅肉を試しに塗って食べたそうです。すこぶる美味しくて「こりゃあどんどん食べちゃうね」と思ったそうです。もしかしたら、食べ過ぎてしまうことで盲腸になってしまうのかも知れません。それとも、あまりにも美味しい食べ方だから、あまり贅沢をしないようにということで生まれたただの迷信なのかも知れません(なんだか昔観た狂言の「附子」を思い出します)ですが、今回はたまたま無事だったというだけかも知れません。

何はともあれ、一度は食べてみたいものですが、やはり怖いですね。これをお読みの方々、もしお試しになるなら、一度ブックマークを削除するなどして、足が残らないようにしてください。決して「小林が…」と言ってはなりませぬ。
というか、食べない方がよいと思います。やはり怖いです。何が起こるか分かりません。そんな気持ちで食べては、どんなに美味しくても満足に味わえないことでしょう。それは勿体ないです。それなら普通に蒲焼きをとご飯を食べるのがよいと思います。

はぁ、こんな話をしたせいで空腹感が強くなりました。
もうだめだ!何か食べなきゃ!不思議のダンジョンのトルネコやらシレンの気分です。

最後にちょっと思ったんですけど「蒲」ってどういう意味があるのでしょうか…。蒲焼き、蒲団、蒲田、蒲鉾…。なんとなく共通点はシルエットが四角という気がしますが、蒲田はは…。夕飯を食べてから調べてみようと思います。


では、そんなこんなでさようなら。
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馬場、夜

連続更新です。小林です。こんにちは。

今日は一日中パソコンに向かっています。元々おかしい頭が更におかしくなりそうです。

昨日、次回公演の小屋の視察に行って参りました。用事があって少々の遅刻でした。
小屋の最寄り駅の高田馬場で下車して早稲田通りをまっすぐ前進していたのですが、目印の店を見落としてしまったようで、仕方なくムーンウォークで後退。
念のため先に着いている手塚に曲がり角の場所を確認しようと電話をかけてみました。発信する間、手塚の機嫌によってはでかい口調、強い口調で「今どこにいんの!」と言われて逆ギレするかも知れないので、そうならないように、その数秒の間に心の準備をし、いざ鎌倉!

ガチャ
「はいはい。今どこですか」

普通の口調。人畜無害。拍子抜け。


「どうやって行った?目印あった?」と訊いた瞬間、右手にぼややや~んと小屋の看板が見え、2秒前にその回答を得る前に「ここを進んだな。目印はあったな。」と自分で回答してしまいました。

無事小屋に着いて見学をさせて頂きました。入り口の佇まいに比べて中は広くてきれいな舞台で「あ、いい」と思いました。
いいと思ったのは舞台だけではなく、小屋付きのおじさんも「いい」でした。甘い塩豆のような方で、よく笑う、話していてとても和む方でした。小屋付きさんがよい方であるというのは、とても大切なことです。前回のpit北/区域の小屋付きさんもよい方で…ハッピーハッピー。

その後高田馬場の駅に戻り、課長補佐代理心得の大久保と合流し、お酒を飲みに。
その場で事務的な話し合い12%とバカ話を88%しました。

豚トロの炙り焼きを注文すると、炙ったものが提供されるのではなく、自分らで炙らなきゃならないスタイルでした。
手塚が肉を焼いていたところ「熱い熱い!」と大して面白くないボケをかまし、大して面白くないことでも、誰かがツッコミを入れないと手塚が哀れなので、しょうがなく「痩せたいならもっとちゃんと自分の手を焼かないあかんやろ!脂肪が燃焼せんぞ!」とツッコミを入れてやると、課長補佐代理心得に「代わってやれよ」とキラーパスを受けてしまった。


ボケじゃなかったのか…

とにかく代わってジュー。ジュー。ジュー。
「焼けた。食べて。」ハフハフ。

手塚がまた「熱い熱い!」と大して面白くないボケをかましてましたが、下手にツッコミを入れないのが無難だと思い今度は無視。


手塚「熱い熱い!」


哀れ手塚。



ではでは明日雪が降るという情報をキャッチしましたので、転ばぬよう、そしてはしゃがないように注意してください。

私は確実にはしゃぎます。

ぽーしょん

遅くなってしまいましたが、新年明けましておめでとうございます。小林です。
前回「稽古場日誌が活気づいてきました!」と書いた割には、更新が遅れるというこの体たらく。新年を怠惰に過ごしてしまったことにまず反省です。
ということで、今年も一年よろしくお願い申し上げます。


今日は、夜に次回公演の小屋を軽く、視察しに行きます。
次回公演のことについてはまだHPの方でもはっきりと告知をしていませんので、この場で書いてよいことには限りがあるのです。
そこで、ひとまずポーションのお話をしましょう。


ポーションはファイナルファンタジーの回復アイテムで、確かサントリーだかが昨年末に商品化したものです。その前にも全回復するアイテムのエリクサーが商品化されて話題を集めたように思います。
ポーションでは、その缶のイラストが良いのです。往年のファイナルファンタジーのキャラクターの写実的(なのか…?)なイラストがあります。確かⅣのセシルとかローザもいた気が…。

私は結局買ってはいないんですが、このポーションについて一つ気になることがあるのです。内容成分は調べてはないんですが、大体このような回復系のもの(ユンケルとか)には滋養強壮効果のあるローヤルゼリーが入っているものです。私の友人の父の骨董仲間の顧客に痛風(高尿酸血症)の疾患を持っている人がおります。その人に言わせれば、プリン体というものを大量に摂取し、それが結晶化することで右足の親指が痛くなるという話です。

この、プリン体とはぷっちんプリンのことではなく、ビールに非常に多く含まれている成分のことで、魚卵などにも含まれているのだそうです。一番プリン体の含有量が高いのがビールで、その次に高いものがローヤルゼリーだということです。確か前者が63383pHくらいで後者が18243pHくらいだったと思います。ちなみに魚卵などは400pHくらいです。もちろんこのプリン体を多く摂れば摂るほど発症の危険性が高くなるということです。

ここで話をポーションに戻しますが、もし私が…いや私の骨董仲間の弟の友人の祖父がファイナルファンタジーのキャラクターであったとしたら、戦闘で体力を消耗する度にポーションで回復(プリン体を摂取)することになります。そうすると、回復される度に痛風の発症の危険性が高くなり、果ては発症。


「いてててててて!」

戦闘どころではなくなります。


体力は回復したはずなのに戦闘不能に陥るという謎の状態。いや、むしろ猛毒状態。
とにかくそんなことになりますから、彼は「みんな!俺を回復する時はケアルを使ってくれ。頼んだぞ!」例えポーションをたくさん持っていたとしても、仲間はそうせざるを得なくなります。戦闘が終わり「勝利のファンファーレ」が鳴っても足の痛みから苦悶の表情を浮かべ、なんとなく場が締まらない。ゲームのプレイヤーは痛みに苦しむキャラを見て、素直に喜べないことでしょう。

こう考えると痛風患者はファイナルファンタジーにおいて大変迷惑な存在となります。尿も頻繁に排泄をしなければならないので、冒険の邪魔にもなるし、戦闘でも勝手に逃げ出します。チキンナイフを装備している時みたいに唐突に。
痛風が一番似合うキャラクターはもちろんカイエンでしょう。次点にスタイナー、アーロン、ガラフ、ヤン。戦闘中に突然逃げ出し、木の根っこに向かって立ち小便をする後ろ姿が目に浮かびます。
アーロンならば無事排泄が終わった後に「貴様の物語はここで終わりだ!」とカッコよく言って、キマリに「この痛風め!」と突っ込まれて欲しいものです。

カイエンならば崩壊後にマランダ(だったかな)の女に手紙を書いている最中に発症。

カイエン「ぐわ!」

痛みを堪えてゾゾ山の頂に行き、必殺剣「舞」を発動し、笑いながら放尿をすることでしょう。


痛風は贅沢病と言われておりますが、そんなことはありません。彼はきっと、そんなんじゃないからです。好きな食べ物はソース焼きそばとかもやしとかカレーです。



話は変わり、年末年始にWOWOWからDVDに落とした野田秀樹の「贋作・罪と罰」と「労働者M」、「噂の男」を立て続けに観ました。松たか子の慟哭が好きです。松尾スズキが好きです。橋本じゅんが好きです。八嶋智人に似ていると人に言われたことがあります。薄汚れた八嶋智人だとも…。

演劇に関係することをちょっと書いてみました。


長々と読んで頂きありがとうございます(笑)
それでは、今年一年が皆様にとって良い一年になりますように。

小林龍二

獣、2009年のご挨拶

獣ブログをご覧の皆さん、新年明けましておめでとうございます。
司会の大久保です。

昨年は、獣にとって誕生の年でした。
思えば、学生時代の芝居漬けからの社会進出(と言えば聞こえはいい)。
そのふたつの世界のギャップに耐えられず、「やっぱり芝居がしたい!」と思い、蒲田の居酒屋で団員の手塚と「じゃーやっちまおーぜー」と適当にはしゃいでいたのが、確か2008年の4月ごろ。
その頃は、「とりあえず一本芝居をやる」と言うノリで、まだ「獣の仕業」と言う名前もなかったです。
もう随分前の事のような気がしますが・・・。

まあそんなことはどうでもいいとして、2009年の幕開けに、胸躍らせる獣です。
ほんとは、獣ちゃん(マスコット愛玩)を年明け使用で頭に門松でもおったてようかと思ったんですが、まだ写真と格闘中で、できんせんでした。なにが言いたいのか、わからんくなってきました。

とにかく今年も獣は、芝居がしたいーの勢いを胸に、頑張って行きますよ!ということです。
すでに、次の公演の計画も進んでおります。近いうちに、こちらで発表できるかと思います。

それでは今年も、獣の仕業を何卒よろしくお願い申し上げます。
 


イブのカブ。

こんにちは。小林です。
久しぶりにHPの稽古場日誌を見てみたら、手塚とアヒル隊長が更新をしていてなにやら活気づいてきてます。そしてボツシリーズの写真に自分が…。
これはアヒル先輩の陰謀か。はたまたアヒルのおもねりか。どちらにしても…この写真はボツにして然るべきでしょう。

右の写真は「真冬の昼に日比谷公園でハトに腹を見せる人」を表現しております(後ろのみなさんは弁当を食っている会社員)。
そしたら腹が冷えてトイレに行きたくなり、探している最中に大きいのを漏らしてしまい、失意のうちにそのまま力尽きた人が左の写真です。
ちなみにその手前に写っている足は柳田です。一目瞭然です、この足は。


さてさて今日はクリスマスイブです。いや、だからなんだという訳ではないんですけれど、今日は会う子供会う子供に「夜になったらサンタさんにプレゼントをもらうだろ。それで朝の5時くらいに目が覚めてキャーキャー騒いで喜ぶんだろ」と心で見透かしたことを言い、走る後ろ姿を見送りました。


野暮用で両国に行ってきました。うつむきながらエスカレーターを登っていたらカブを見つけてぎょっとしました。エスカレーターにカブ。
見上げると関取のでかい背中が見え、つまりカブは関取の脚だったということです。
ホッとしたような残念なような…。あれが本当にカブだったら、両国はなんて素敵な町なんだろうと。いやだってカブですよ!?どこの世界に野菜単品をエスカレーターに乗せる人がいますか!?いませんよ、確実に。


あ。
イエス様の思し召し…?


メリークリスマス。
カブの妄想に包まれて今日はもう寝ます。

では、おやすみなさい。
カブの夢を見ないだろうか…。ドキドキ。