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獣の仕業のしわざ

劇団獣の仕業のブログです。 日々の思うこと、 稽古場日誌など。

1/22[THE BEAST]出品:1/22,25,29写真展特別企画「BRICOLAGE THEATER『3X3』」に獣の仕業が参加します。



 あけましておめでとうございます。
 旧年中は大変お世話になりました。2019年もよろしくお願いいたします。
 
 早速なのですが、昨年12月に上演した第十三回公演[THE BEAST]がリーディングバージョンにリライトされてなんと今月! 再演されることになりました。
 写真展が開催される会場での複数団体が出品する企画で、獣の仕業以外にも「舞台芸術創造機関SAI」「兎団」の人気作品がリーディングでご覧いただけます。
 
 写真展「かわのせかい」の会場で行われる「観客の上演中のスマホ撮影自由」および「観客の上演中の移動自由」なリーディング企画
 特殊な条件の中で、演者と観客がどのように交差していくのか、実験的かつ娯楽的な仕掛け満載の企画です。
 
 各団体の演者が3作品それぞれに参加する「シャッフルキャスト」を採用しており、獣の仕業[THE BEAST]にはそちらの2団体ゆかりの俳優さんが出演してくださいます。反対に、2団体の2作品には獣の仕業から手塚優希と立夏が出演しております。
 以下詳細です。情報盛りだくさんなのですがぜひご覧ください。


写真展「かわのせかい展」特別企画上演"撮影する演劇"


BRICOLAGE THEATER『3X3』




舞台芸術創造機関SAIが企画協力の写真展
「かわのせかい展」
舞台写真を中心に撮影するユニット『カッパとカメ』の初個展に合わせて、
彼女たちが撮影した劇団を集めたイベント公演が決定した。

SAIを含めた3つの団体が3日間で3本の作品を日替わり上演。
各団体の出演者がシャッフルし、各団体の戯曲をリーディングする。

この企画では「ブリコラージュ」的発想を基に上演と写真の可能性を思索する。
“繕い”や“間に合わせ”という意味を持つこの言葉から、
間に合わせのように「既にある戯曲」を
「今ここに集まった俳優」とが
「台本を持ったまま上演」し、
そしてその瞬間を「撮影し切り取る」とした場合、
どんな意味が生まれるのだろうか?

(舞台芸術創造機関SAIのHPより抜粋)

○タイムテーブル


2019年
1月22日(火)20:00~ 獣の仕業[THE BEAST]
1月25日(金)20:00~ 兎団「CAFE BIANCO」※手塚、立夏出演
1月29日(火)20:00~ 舞台芸術創造機関SAI「FAKE MATCH GIRL」※立夏出演
(以下、3作品共通)
・上演時間:60-70分
・受付開始:開演の30分前
・開場時間:写真展会場と同時(上記3日間の写真展開場時間はすべて15:00です)

チケット料金


・一般:2,500(スマホ撮影権+1ドリンク)
※予約なしのご来場の場合+500円
・特別:3,500円(写ルンです&スマホ撮影権+ドリンク/要予約)

○ご予約フォーム


https://www.quartet-online.net/ticket/brth01?m=0ajfgce
※ 備考欄に「獣の仕業」と記載いただきますと獣の仕業が強くなります

○会場


江古田兎亭B2 アトリエ・サードプレイズ
〒176-0002 東京都練馬区旭丘1-46-12 エイケツビルB2



1/22(火)獣の仕業[THE BEAST]作品詳細



作・演出:立夏

出演:
小林龍二(獣の仕業)
斉藤可南子(兎団)
石黒礼子(兎団)
松尾武志(兎団)
倉垣吉宏(舞台芸術創造機関SAI)
松本真菜実(salty rock)

 昨年12月に初演上演された作品が早くも再演です。
 終演直後からお客様には追加公演や再演の声もいただいていて、この作品は獣の記念碑として今後も育てて行きたいとは思っていました。しかしまさかこんなにも早く再演の機会をいただけるとは思っておりませんでした。
 
「写真展会場で行われること」「リーディングであること」に寄り添えるように、初演戯曲をリライトしております。奔放な(ワガママな?)登場人物たちの放言暴言罵詈雑言のテキストの勢いはそのままに、初演ではカットした台詞を戻したり、演出効果で聞き取りようがなかった台詞たちをしっかり聞かせる演出にしたりしています。

「観客全員がカメラマンになる」という企画のコンセプトのひとつと「演劇とは?」「観客とは?」を問うていた[THE BEAST]の作品コンセプトは驚くほど親和性が高いです。

「[THE BEAST]は今回の企画のために書き下ろしました」と嘘をついても恐らく違和感はそこまで持たれないだろうと、リライトをしながら何度も思いました。今回の企画の上に[THE BEAST]を乗せることで、また新たな視点で戯曲そのものの、シンプルな魅力を再発見できるだろうと、思っています。

 キャストは、言うまでもなく豪華です。兎団の皆様と舞台芸術創造機関SAIが総統、倉垣さん。
 初演からは小林龍二とsalty rockの松本真菜実
 このキャスト陣は、あぶない。もちろんいい意味です。正統派役者、技巧派役者、邪道な人、パワーファイター、様々揃い、バラバラで、いい意味で初演のイメージを粉々にブチ壊してくれるメンバーです。どうなっちゃうの…っていうか、どーなってもしらんぞって感じです。
 
「どうなっても知らんぞ」とか「どうなってもこの人らなら大丈夫」みたいなものを抱えながら、
 最高にカオスでスリリングでセクシーな、
 新しい[THE BEAST]をお届けできればと思います。



1月25日と29日にも獣の仕業メンバーが出演します。

1月25日 兎団「CAFE BIANCO」…手塚優希、立夏出演



 何度も再演され去年フィナーレとなった兎団の人気作品「CAFE BIANCO」が帰ってきました! 見逃してしまった方、本当の本当に最後のチャンスですよ。青年画家と少女の悲しい恋の物語です。
 兎団さんは当日にお客様のくじ引きによってシーンごとのキャストが決まる「シャッフルキャスト」での上演です。
 誰がどの役を演じるかは、ご来場いただいた皆様の「引き」にかかっております。
 

1月29日 舞台芸術創造機関SAI「FAKE MATCH GIRL」…立夏出演



 こちらもSAIの人気作品。様々なバージョン、様々な土地で上演された強度のある作品です。2017年の末にはじめて本作を拝見したのですが、痺れましたね…。とにかくSAIはカッコいいのです。ダサいことを一個もしない。
 SAIへの出演は「ランダム・ヘイト・ラヴ・ウォール」以来です。
 
ご予約:(1/22,25,29いずれも以下からご予約いただけます)
https://www.quartet-online.net/ticket/brth01?m=0ajfgce
※ ご予約の際「備考欄」に「獣の仕業」と書いていただけますと、獣の仕業が強くなります。

企画詳細(舞台芸術創造機関SAIホームページ)
http://stageguide.kuragaki-sai.com/guide/brth01/




【当公演に関する注意】
■当公演は写真展での企画上演です。通常の演劇公演とは異なる点がございます。
以下の注意点を御理解いただいた上、御参加下さい。
①全席自由席です。上演中の移動が可能となっております。
②上演中の写真撮影は自由です。
③電話・LINE等の着信音/通知はお切り下さい。シャッター音は問題ありません。※各団体上演前に再度音については説明があります。
④途中入場は可能ですが、15分以上の遅刻は入場をお断りいたします。
⑤展示写真には触れないように御注意下さい。
⑥撮影された写真をインターネット上に公開する際、他のお客様の顔が写っている写真は、加工した上で公開下さい。




また本企画は、写真展の特別企画です。
観劇の際早めにご来場いただければ先に写真をご覧いただけます。
また、写真展のみのご来場ももちろんできますのでぜひお越しください。

カメとカッパ 写真展


『かわのせかい 展』



期間:2019年1月20日(日)~2月2日(土)
15:00-20:00
15:00-20:00
入場無料/木曜日定休

※最終入場は30分前
※下記日程のみ開館時間変更あり。

1/20(日):18:30-23:00(OPENING PARTY有)
1/26(土)27(日):10:00-18:00
2/2 (土):10:00-14:00
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