ぽーしょん その他 2009年01月07日 0 遅くなってしまいましたが、新年明けましておめでとうございます。小林です。 前回「稽古場日誌が活気づいてきました!」と書いた割には、更新が遅れるというこの体たらく。新年を怠惰に過ごしてしまったことにまず反省です。 ということで、今年も一年よろしくお願い申し上げます。 今日は、夜に次回公演の小屋を軽く、視察しに行きます。 次回公演のことについてはまだHPの方でもはっきりと告知をしていませんので、この場で書いてよいことには限りがあるのです。 そこで、ひとまずポーションのお話をしましょう。 ポーションはファイナルファンタジーの回復アイテムで、確かサントリーだかが昨年末に商品化したものです。その前にも全回復するアイテムのエリクサーが商品化されて話題を集めたように思います。 ポーションでは、その缶のイラストが良いのです。往年のファイナルファンタジーのキャラクターの写実的(なのか…?)なイラストがあります。確かⅣのセシルとかローザもいた気が…。 私は結局買ってはいないんですが、このポーションについて一つ気になることがあるのです。内容成分は調べてはないんですが、大体このような回復系のもの(ユンケルとか)には滋養強壮効果のあるローヤルゼリーが入っているものです。私の友人の父の骨董仲間の顧客に痛風(高尿酸血症)の疾患を持っている人がおります。その人に言わせれば、プリン体というものを大量に摂取し、それが結晶化することで右足の親指が痛くなるという話です。 この、プリン体とはぷっちんプリンのことではなく、ビールに非常に多く含まれている成分のことで、魚卵などにも含まれているのだそうです。一番プリン体の含有量が高いのがビールで、その次に高いものがローヤルゼリーだということです。確か前者が63383pHくらいで後者が18243pHくらいだったと思います。ちなみに魚卵などは400pHくらいです。もちろんこのプリン体を多く摂れば摂るほど発症の危険性が高くなるということです。 ここで話をポーションに戻しますが、もし私が…いや私の骨董仲間の弟の友人の祖父がファイナルファンタジーのキャラクターであったとしたら、戦闘で体力を消耗する度にポーションで回復(プリン体を摂取)することになります。そうすると、回復される度に痛風の発症の危険性が高くなり、果ては発症。 「いてててててて!」 戦闘どころではなくなります。 体力は回復したはずなのに戦闘不能に陥るという謎の状態。いや、むしろ猛毒状態。 とにかくそんなことになりますから、彼は「みんな!俺を回復する時はケアルを使ってくれ。頼んだぞ!」例えポーションをたくさん持っていたとしても、仲間はそうせざるを得なくなります。戦闘が終わり「勝利のファンファーレ」が鳴っても足の痛みから苦悶の表情を浮かべ、なんとなく場が締まらない。ゲームのプレイヤーは痛みに苦しむキャラを見て、素直に喜べないことでしょう。 こう考えると痛風患者はファイナルファンタジーにおいて大変迷惑な存在となります。尿も頻繁に排泄をしなければならないので、冒険の邪魔にもなるし、戦闘でも勝手に逃げ出します。チキンナイフを装備している時みたいに唐突に。 痛風が一番似合うキャラクターはもちろんカイエンでしょう。次点にスタイナー、アーロン、ガラフ、ヤン。戦闘中に突然逃げ出し、木の根っこに向かって立ち小便をする後ろ姿が目に浮かびます。 アーロンならば無事排泄が終わった後に「貴様の物語はここで終わりだ!」とカッコよく言って、キマリに「この痛風め!」と突っ込まれて欲しいものです。 カイエンならば崩壊後にマランダ(だったかな)の女に手紙を書いている最中に発症。 カイエン「ぐわ!」 痛みを堪えてゾゾ山の頂に行き、必殺剣「舞」を発動し、笑いながら放尿をすることでしょう。 痛風は贅沢病と言われておりますが、そんなことはありません。彼はきっと、そんなんじゃないからです。好きな食べ物はソース焼きそばとかもやしとかカレーです。 話は変わり、年末年始にWOWOWからDVDに落とした野田秀樹の「贋作・罪と罰」と「労働者M」、「噂の男」を立て続けに観ました。松たか子の慟哭が好きです。松尾スズキが好きです。橋本じゅんが好きです。八嶋智人に似ていると人に言われたことがあります。薄汚れた八嶋智人だとも…。 演劇に関係することをちょっと書いてみました。 長々と読んで頂きありがとうございます(笑) それでは、今年一年が皆様にとって良い一年になりますように。 小林龍二 PR