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獣の仕業のしわざ

劇団獣の仕業のブログです。 日々の思うこと、 稽古場日誌など。

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群集出演者紹介!その7 手塚優希

今晩は。藤長由佳です。
これまでの暑さも鳴りをひそめて、秋らしい気候になってまいりました。
この短期集中連載もいよいよ大締め、本日は団員の手塚優希を紹介いたします。






手塚優希という人物を一言で表すなら、

Vivid

ではないかと私は思うのです。ヴィヴィッド。

はつらつとして、
生き生きとして、
躍動感に溢れ、
きびきびして、
鮮明で、鮮烈で、強烈な。

そんな人物です。









花に例えたら、椿、かな。
目鼻立ちがくっきりしていて、遠くからでも咲いているのが分かるような。

数字に強く、締めるときは締める、アネゴ肌な所もあり、
好きなものはチーズに星の王子さまにディズニー、
特にデイジーがお気に入り、という可愛さもあり。
そしてビスコが大好きです。
おいしくてつよくなる、あのビスコです。
てづかさんはビスコによって育まれているといっても過言ではありません。過言かもしれません。とかく彼女はビスコが大好きなのです。






前回公演「助ける」では、
団員小林龍二との二人舞台で鮮烈な存在感を魅せてくれた彼女ですが、
今回の舞台ではどんな役どころで、舞台上にどんな花を咲かせてくれるのか。
どうぞご期待ください。

そしてこの短期集中連載、出演者紹介を読んでくださった皆様。ありがとうございます。
お楽しみいただけましたら幸いです。

そしてこの連載が、皆さまが劇場へと足をお運びになるきっかけともなれば、幸甚の至りでございます。


いよいよ今月末に迫りました
「群集と怪獣と選ばれなかった人生の歌」

荻窪小劇場さんにて、出演者一同、心より皆さまのお越しをお待ちしております。

=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*
獣の仕業第七回公演
群集と怪獣と選ばれなかった人生の為の歌
The Act of Beast 7th Stage
[The Requiem for my Crowds, my Monsters, and my Lives]

9/28,29(土日)
@荻窪小劇場

詳細は獣の仕業ホームページ公演特設ページにて
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群集出演者紹介! その6 小林龍二

ブログではお久しぶりでございます。手塚です。
出演者紹介をさせていただきます。
残りは2人。今回はこの方です!



小林龍二!!
群集の出演者唯一の男子です。
ハーレム状態ではありますが、別にもててはいません。残念。

小林さんは愛すべき変態です。
獣の公演では2枚目的な役を演じることが多いですが、普段の小林さんは変態以外の何者でもありません。
これは褒め言葉ですよ、うん。
どう変態か、というとすごく説明に困るのですが、会った人は皆口々に「変態だ」と言います。まぁ、そういうことなんだと思います。


小林さんの魅力の一つに、その目力があると思います。
普段はへらへらとしてますが、いざ舞台に上がると途端に鋭い眼をするんです。
その眼は時に暴力的で、時に優しくもあります。
眼で色んなことを語れる役者、それが小林龍二だと思います。
表情で色々と語る役者さんは多くいますが、小林さんのそれは、もう言葉なんていらないくらいのエネルギーを持っている、と私は思います。


ほら、ご飯を食べるだけでもこんなに(笑)
おにぎりは絶対にやらねーよ、っていうことですね。


小林さんの魅力はこれだけに留まりません。

側転。動きが早くて大分ブレていますが。
小林さんはよく回ります。
前転、後転、側転、なんでもします。
最近では、感情を回転で表現します。舞台以外でもやります。恐ろしい子…!(白目)

そんな小林さんですが、今回はまた今までとは違った一面を見せてくれています。
ぜひ劇場にて確かめてくださいね!!


ではではこの辺で。
劇場で皆様とお会いできるのを楽しみにしております。


群集出演者紹介!その5 藤長由佳

こんにちは。小林の龍二でございます。

さて、この「群集出演者紹介」も稽古と同様、佳境に入って参りました。
本日は、団員・藤長由佳の紹介を行います。パチパチ。


ストレッチは当然欠かせません。


いきなりですが、藤長は、液体(水)のような役者ではないかと思います。
彼女は舞台にシミをつくります。そのシミの色は、公演によって異なります。汗のようにポタポタ滴って広がることもあればまた、ペンキをぶちまけたような勢いある広がり方をすることもあります。そのシミは、もちろん舞台から客席にまでじわじわと滲んで広がっていき、同じ空間にいる誰しもが浸かってしまうのではないかと思います。


水は当然欠かせません。


そしてまた、時に大胆、時に寛容、時に凶暴、時に打ちひしがれ崩れ落ちる役者、とかく、底がまだ見えない印象であります。

水のような、柳の葉のような、でも掴みどころがないようなそんな役者ではないでしょうか。真偽は、どうぞご覧頂いたときにご判断いただければ・・・(笑)


さて、そんな藤長さん、普段も掴みどころがないのです。
意外に「あれれ?」と思うことがあり周りを驚かせたかと思えば、彼女が一言言うだけで打ち合わせ内容の方針が決まる、なんてことがあります。
鶴の一声を持つ人、ですが例えば「夕鶴」にて鶴役の藤長が「決して覗いてはなりません」と言ったとしましょう。与ひょうは言いつけ通りに本当に覗かなかったします。すると藤長は、ただその時を待つのみ。「どうしようドキドキ」と、ただただ困ることでしょう。
なんとも、傍から見ていて楽しくなってしまいますね。パチパチ。


笑顔も、当然欠かせません。


そんな藤長由佳ですが、5年前に上演しました今作の初演では主役を演じました。前回「Othello the Shakespeare」ではイヤーゴ/夜光を、団員のりんこと共に好演したことと思います。そんな彼女が、今回はどのような役どころで、またどのような「シミ」をつくってくれるのか。

ご期待ください。


小林の龍二でした。

群集出演者紹介!その4 雑賀玲衣

こんにちは。小林龍二です。

先日から続いております出演者の紹介、客演の方々のご紹介が終わりましたので、今度は団員の紹介に移らせて頂きます。その4!「雑賀玲衣」です。

雑賀との出会いのきっかけは、獣の旗揚げ公演、まさに今回の「群集と怪獣と選ばれなかった人生の為の歌」の初演を、ひょんなきっかけで観に来てくれ、「出たいです!」と言ってくれました。


「逆光に負けない・・・」


そして2011年、「飛龍伝」が終わったのち、彼女は正式に劇団員となったのです!ババン!
ちなみに、彼女は「ちゅん」と呼ばれています。稽古場は「ちゅん」「ちゅん」と皆が呼ぶものだから、さながら稽古場がスズメのお宿になります。たまに「ちゅんさん」と呼ぶ人もいます。完全に冬のソナタです。「ペ」の人です。

ちなみに「ぺ」、いえ「ちゅん」はバランス感覚がとてつもなく、よいのです。日本舞踊の藤村流という流派の名取であるとともに、バレエも習っていた経験があり、更には、暇があるとバランスボールの上で遊んでいたという、まさにバランスの申し子なのです。


この日はムーミン谷からさらって来たフローレンスに乗ってバランスを取っています。

重心も深く、声もよい、
それでいて、しなもある、絶世のご婦人だ(カシオ曰く)


ところで、獣の休憩時間、団員は騒ぐことがあります。

「ぎゃははははは!」
「ぽんぽこぽんの、うっぴっぴー!」
「ひゃっほーい鍾乳洞(?)」などと。

その中、ちゅんだけは大好きな豆腐を召し上がりながら、聖母のような微笑を湛えてこう言うのです。

「いいと思います!」

その「いいと思います」の前には、果たして「どうでも」がつくのか「元気が」がつくのか現在も分かりません、神秘が服着て歩いているようなものです。

神秘さは内部に、外部にはショッキングピンク、そう、ちゅんは衝撃的桃色が大好きなのです。仮に、世界を旅したときに彼女を連れて行き、「I don't know shocking-pink!!」なんて道端で泣いている子供を見つけたら、

小林「Hey,boy!! Look at her! She is Shocking-CHUN!」
子供「Wow!Wonderful Nadeshiko!」
小林「I peg your pardon?」
子供「That's too bad!!」
小林「Guddem!!」
子供「Bye-bye, your mother is DEBESO!」
小林「HAHAHA!? It's kidding! CHO MUKATSUKU !!」

雑賀「いいと思います!」


すべてを包み込む聖母、それが雑賀玲衣です。
世界への架け橋、平和の象徴、鳩。くるっくー。


「いいと思います!きゃろっくー!」


スズメじゃないの!?

と、もう取り止めがありませんので締めますww

誰よりもしっかりしている雑賀玲衣のご紹介でした。
前回の「オセロ」ではデズネモーナ/鞆音という大役を圧倒的な存在感で演じた彼女が、今回はどのような役で、どうお客様方に魅せてくれるのか。乞うご期待です。

ちなみに、雑賀玲衣が見られるのは【獣の仕業だけ】です。
荻窪小劇場にてお待ちしております。

では、長々と失礼しました。


小林龍二

群集出演者紹介!その3 團野カヲル

こんばんは、団員の雑賀です。
先日、ひとりでカフェに入ったのに店員のお兄さんに「お二人様ですか?」と聞かれ、その濁りない眼と真っ直ぐな笑顔にもしや彼には私の隣に何かが見えているのではあるまいか、とヒヤッとしました。ヒヤリヒヤリ。
9月です。テレビのホラー特集に怯えて暮らす夏ももう終わりですね。
しかし、いよいよ第七回公演「群集と怪獣と選ばれなかった人生の為の歌」本番一ヶ月を切った獣の仕業の稽古場には、未だ灼熱真夏の熱気がむんむんに立ち込めております。


短期集中出演者紹介、三人目は團野カヲルさんです。だんのかをるさん。波打つ栗毛にはじける笑顔の素敵無敵お姉さま。憧れちゃいますね。ドキがムネムネしちゃいますね。



稽古場では佐々木希に似ているともっぱらの評判ですが、私は密かに安達祐実に似てるなあ、と思っております。どちらにしたって、究極、いい女。そんな團野さんの美の秘訣は「お酢を飲むこと!」だそうです。もう、お酢、飲むっきゃないですね。



ダンスのご経験豊富な團野さん、動作のひとつひとつが優雅でしなやか。稽古の合間も自主錬を欠かしません。美は一日にしてならず、ですね。
けれどいざ「見本みせてください!」とお願いしてもなかなか見せてくれない焦らし上手さんな一面も。

そんな團野さんですが、中身は結構、男前。芯の通った、気風のいい姉さん。姐御!!



見た目の愛くるしさに魅せられて迂闊に近づくと、火傷する羽目になりますのでご注意を。まったく、憧れずにはいられませんね。

第七回公演「群集と怪獣と選ばれなかった人生の為の歌」では、そんな團野さんのソフトとハード、二面性のある魅力が炸裂しております。
是非、皆様お誘いあわせの上、お越しくださいませ。