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獣の仕業のしわざ

劇団獣の仕業のブログです。 日々の思うこと、 稽古場日誌など。

群集出演者紹介!その4 雑賀玲衣

こんにちは。小林龍二です。

先日から続いております出演者の紹介、客演の方々のご紹介が終わりましたので、今度は団員の紹介に移らせて頂きます。その4!「雑賀玲衣」です。

雑賀との出会いのきっかけは、獣の旗揚げ公演、まさに今回の「群集と怪獣と選ばれなかった人生の為の歌」の初演を、ひょんなきっかけで観に来てくれ、「出たいです!」と言ってくれました。


「逆光に負けない・・・」


そして2011年、「飛龍伝」が終わったのち、彼女は正式に劇団員となったのです!ババン!
ちなみに、彼女は「ちゅん」と呼ばれています。稽古場は「ちゅん」「ちゅん」と皆が呼ぶものだから、さながら稽古場がスズメのお宿になります。たまに「ちゅんさん」と呼ぶ人もいます。完全に冬のソナタです。「ペ」の人です。

ちなみに「ぺ」、いえ「ちゅん」はバランス感覚がとてつもなく、よいのです。日本舞踊の藤村流という流派の名取であるとともに、バレエも習っていた経験があり、更には、暇があるとバランスボールの上で遊んでいたという、まさにバランスの申し子なのです。


この日はムーミン谷からさらって来たフローレンスに乗ってバランスを取っています。

重心も深く、声もよい、
それでいて、しなもある、絶世のご婦人だ(カシオ曰く)


ところで、獣の休憩時間、団員は騒ぐことがあります。

「ぎゃははははは!」
「ぽんぽこぽんの、うっぴっぴー!」
「ひゃっほーい鍾乳洞(?)」などと。

その中、ちゅんだけは大好きな豆腐を召し上がりながら、聖母のような微笑を湛えてこう言うのです。

「いいと思います!」

その「いいと思います」の前には、果たして「どうでも」がつくのか「元気が」がつくのか現在も分かりません、神秘が服着て歩いているようなものです。

神秘さは内部に、外部にはショッキングピンク、そう、ちゅんは衝撃的桃色が大好きなのです。仮に、世界を旅したときに彼女を連れて行き、「I don't know shocking-pink!!」なんて道端で泣いている子供を見つけたら、

小林「Hey,boy!! Look at her! She is Shocking-CHUN!」
子供「Wow!Wonderful Nadeshiko!」
小林「I peg your pardon?」
子供「That's too bad!!」
小林「Guddem!!」
子供「Bye-bye, your mother is DEBESO!」
小林「HAHAHA!? It's kidding! CHO MUKATSUKU !!」

雑賀「いいと思います!」


すべてを包み込む聖母、それが雑賀玲衣です。
世界への架け橋、平和の象徴、鳩。くるっくー。


「いいと思います!きゃろっくー!」


スズメじゃないの!?

と、もう取り止めがありませんので締めますww

誰よりもしっかりしている雑賀玲衣のご紹介でした。
前回の「オセロ」ではデズネモーナ/鞆音という大役を圧倒的な存在感で演じた彼女が、今回はどのような役で、どうお客様方に魅せてくれるのか。乞うご期待です。

ちなみに、雑賀玲衣が見られるのは【獣の仕業だけ】です。
荻窪小劇場にてお待ちしております。

では、長々と失礼しました。


小林龍二
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