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獣の仕業のしわざ

劇団獣の仕業のブログです。 日々の思うこと、 稽古場日誌など。

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空騒ぎ出演者紹介その3 心にふんわり風吹かす!みんなのアイドル横山大河

はじめましての方もまたお会いしましたねの方も、改めまして団員の雑賀玲衣です。
どうもです。

7月になりました。夏ですね。本番まで一ヶ月をきった獣の仕業の稽古場には、汗がきらきら飛び交っております。今年も、暑い夏になりそうですね。熱い夏にしますよ。

獣の仕業第八回公演『空騒ぎ』出演者紹介、三人目は横山大河さんです。よこやまたいが、さん。寅年うまれだから、タイガーさん、なのだそうです。素敵ですね。



トラのようにシャン、と胸を張った立ち姿がまた素敵。
ぐっとして、はっとしちゃいますね。
横山さんはとてもストイックで真摯なお方。真面目に、誠実に稽古に取り組むそのお姿に、私も!!、と背筋がぴんっとします。とっても、大切なことを、あたりまえのように大切に出来る方。素敵ですね。
ぐっとしてはっとしちゃいますね。



横山さんが一言喋るたびに、また、ちょっとした動作をするたびに、稽古場にふわりと風が吹きます。今までの獣の仕業の稽古場では感じたことのない風です。特に声が、とても魅力的だな、と思っています。独特のすうっとどこまでも突き抜けるぬくもりのある声は、きっと客席にいらっしゃるお客様方へもすとんと届き、じんわりしみわたるのだろうな、と感じております。

今回、シェイクスピア喜劇という獣の仕業にとって初めての空気感を作るにあたり、作品全体を通して横山さんのそよがせる風に何度も優しく背中を押していただいているような気がします。



そんな横山さんに稽古場のみんなはもう夢中です。虜です。横山さん、アイドル状態です。

みんな(特に男性陣)は横山さんをいぢりたくて・ふりむかせたくて仕方ないのか、稽古場にはいつも「横山さーん!」「横山くーん!!」と野太い声が響いています。いちゃつくなよ男子ども。仲良きことは美しきかな。いいと思います!



まさにアイドル!
きゅんきゅんしちゃいますね!!


獣の仕業第八回公演『空騒ぎ』、劇場で横山さんの風を感じてみませんか?
いいもの見せます、そして魅せます!
是非、皆様お誘いあわせの上、お越しくださいませ。

雑賀
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獣の仕業第八回公演「空騒ぎ」上演前のご挨拶1


第七回「群集と怪獣と選ばれなかった人生の為の歌」舞台写真

立夏です。
チラシに書かせて頂いた挨拶文をブログにも掲載します。すでにご覧頂いた方もいらっしゃると思いますが、Webを見て頂いている方にもご挨拶したいと思い、こちらにも転載させて頂きます。
近日もう少し詳しくこの辺りを書かせて頂く予定です。


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上演作品全体のモチーフは「仮面舞踏会」。
原作にある仮面舞踏会の一幕、そのイメージを物語全体へも展開する。
疾走感のあるダンサブルな身体表現を用いる。仮面のモチーフは心情描写として活躍する。
私達は皆この世の踊り手。いくつもの仮面を付け替えて、四六時中気分次 第のダンスをしている。

(あなたの愛したその人は、今日はどんな仮面を付けてあなたの前に現れるのだろう?)

さて、今迄悲劇を上演してきた獣の仕業が「喜劇」にどのように挑戦するのか?と思う方もいるかも入れないが、
何の事はなく、今まで通り、作ります。

物語の中で生きている人間が悲しみ苦しむのが悲劇であるのならば、
悲しみもすれば喜びもし、苦しみながらも胸が高鳴るのが喜劇。
悲劇と喜劇はコインの表裏。
その物語が悲劇喜劇のどちらになるかは 物語の中の喜怒哀楽の割合、
そしてトスされたコインが最後の結末でどちらの面を向くかと言う事だけだと思っている。

物語の中の人間たちが「必死に」生きている様子は悲劇でも喜劇でも変わらない。
(だからコントのような爆笑や気軽に見れるポップさはどうかご期待されないよう。
その代わり、いつもの獣の仕業の緊張感や熱量はどうぞ楽しみにお待ちいただきたく)

とは言えせっかくの喜劇、そこは存分に原作の力を借りる。
投げられたコイン、その軌跡は空高く、回転数は風のように早く、痛快で軽妙、
何より恋の期待に心踊る・喜びに満ちている。

いつもよりも笑顔で・必死に、無様で格好悪くても、最高のコイントスを!
きらきらと輝く表裏、その踊る様をどうぞご覧下さい。

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獣の仕業 第八回公演
「空騒ぎ」
The Act of Beast 8th Stage [Much Ado About Nothing!]
日時:
2014年7月19日(土),20日(日)
19日(土)15:30/19:30
20日(日)13:30/16:30
チケットご予約フォーム

空騒ぎ出演者紹介その2 風になろう水を飲もう俺の名は佐藤辰海

こんにちは。小林です。

ずいぶんとご無沙汰しております。季の節は梅雨に…などと、いつもの時候の挨拶などかっ飛ばしまして、早速本題にいきましょう。急いでいません。生き急いでいるだけです。
こんにちは、小林です!

さて、本日ご紹介しますのは佐藤辰海(さとうたつみ)という役者その人でございます。
これは手前の話ではありますが、佐藤その人は、大学の演劇研究部の後輩なのです。ただし、私は無事(?)1年の留年を経て卒業しましたもので、大学で直に会ったことはありませんでした。


見よ!この回転力!

獣の仕業と彼との最初の出会いは2010年、「飛龍伝」学生運動の土煙舞う4月くらいのことでした。
その飛龍伝において、機動隊隊長と隊員という平和な関係で、一緒に芝居をしたものです。
それから獣の仕業で彼の姿はとんと見なくなりました。そうです、彼は、彼は、彼は…!!
果たして今回、彼・佐藤その人が4年ぶりに獣に出ることに相成ったのです。

あまり詳細をこの場で晒す、というのは楽しみが減ってしまうのではないかと思ってしまいますが、とりわけ簡単に、彼のことを話してましょう。


回ったんですからもういいでしょう?


くどいです。素晴らしいことこの上ない。ここまでくどい人というのも、私はなかなか会うことはなく、動き然り・声然り・喋り方然り…何もかもがくどいのです。除菌のできるjoyの風呂にぶち込んでみたいと思います。こういう役者さんというのも稀有な存在、よいですよいです。
それでいてどうでしょう、動きのキレがいい、というより体操的な動きが自然にできる身体、キレだけでなく伸びもつくれて、なんだか「ゴム」みたいなやつだなあというのが私の、個人的な印象です。パチン!パチン!びよーん、って。あっ、これ愛ですきっと。ええ。
そのくどさ所以か、芝居が異形じみている。それは、妖怪や怪物のような風体、などではない異形、異質、深の底、それをいとも容易に見せているような不可解さ、稀な役者、なのかな。。。


公共施設の稽古場で税金を回収する図

さて、今回はどのような役を見せてくれるのでしょうか。
ちなみに、これは飛龍伝の公演写真とかとかです→http://kemono.xxxxxxxx.jp/4th/photo.html
もしご興味ありましたら。


もっかい回っておきましょ。


それでは、次の執筆者に引き継ぎますね。

金子さーん?

(↑そんな団員はいない!!怒怒怒怒怒怒怒怒)

Twitter即興小説”深夜特急”「ホーフィンチ」

立夏です。

Twitterで深夜24:00から25:00の間に即興小説を連続Tweetするひとりぼっち企画「深夜特急」なるものをしているのですが先日そちらをまた行いましたのでブログでもお知らせします。

即興小説”深夜特急”第三弾「ホーフィンチ」

ですが今回はひとりぼっちではありません。
saltyrock主宰の伊織夏生さんとの合作です。
二日間にわたって行い、前編を私が、後編を伊織さんが書いています。
順番をじゃんけんで決めたことと、「前編と後編を違う視点で書く」と決めた以外はノープラン。
私が勝手に心の中で「童話」を書くぞと心に決めていましたが、前日まで伊織さんには秘密にしておりました。
伊織さんの脚本はいつも童話のようなあたたかさに満ちていて、テーマは私なりの伊織さんリスペクトです。
普段の作風が違う二人の合作です。どのような童話になっているのでしょうか?

さて。ここからは余談です。
ワタクシ「合作」と言うものに心底憧れておりましてそれだけでも十分にご飯が食べられるのですがしかも伊織さんとと言うことで気合も気負いも十分でございました。

良く「本当に即興で書いているのですか?」と聞かれるのですが、
はい、即興です。番号を間違えたり致命的な誤字脱字にすぐに気づいた場合を除いては削除して書き直してもおりません。
といいつつ、実は当日の23:40くらいからはPCの前に準備してメモ帳で書いておりますが・・・
(と言うのも自分は自他共に認める誤字脱字大魔王でして獣の仕業の脚本は酷い間違えで溢れております…)
なので急いで書くと判読不可能な状態になる恐れがあるため少し余裕を持ってのスタートをさせていただいております。
と言ってもゆっくり打つだけのことでほとんど推敲の余地は無く、50Tweet以上の長編になってくると前後のツジツマを併せるためにTLを遡っているうちにあれよあれよと時間が経過して行くので焦りとの戦いです。

その代わり、ゆっくり腰を落ち着かせて書くときより自分のパターンで逆に書けない良さがあったりですとか、いつもの思考パターンでは出てこないワードがぱっと出てきたり、個人的な楽しみとしてもいつも刺激的な体験をしています。

また「何が何でも、書き始めたものを最後まで放り投げずに書き上げる」と言う部分についてはこれを始めてからかなり鍛えられてきたなと思う次第です。
Twitterと言う公開されている媒体でしかも事前に「今から書きます!」と宣言して書いているので、「続かないのでやめます」って・わけには行かない状況ですからね・・・。

腹筋や背筋のように、「ものをかく筋肉」と言うのも、あるんですね、もしかしたら。

空騒ぎ出演者紹介その1 パワフル濃厚アクター!遠藤昌宏

ご無沙汰しております。手塚です!

さてさて。
お待たせしました、『空騒ぎ』出演者紹介をしていこうと思います。
第1回目はこの方!



遠藤昌宏さん!!
遠藤さんはMacGuffinsさんという、劇団さんの劇団員の方です。
MacGuffinsさんといえば、以前小林さんが客演させて頂いたこともあり、獣が仲良くさせて頂いている劇団さんの一つでもあります。
私も何度か拝見しておりますが、とてもエネルギッシュでパワフル、それでいてちょっと泣ける、毎回ステキなお芝居を見せて下さる素晴らしい劇団さんです。
そんなMacGuffinsさんの演出・古田島さんよりご紹介を頂き出演していただけることになった遠藤さん。
初めてお会いしたのは3月に開催したワークショップでした。
私の第一印象は
「今まで獣の出演者にいなかったタイプの濃い目のイケメンが来た…!」
でした。
まあ、濃さでいったら、獣ナンバーワンは恐らく田澤さんなんですけど(笑)
田澤さんの濃さはアジア的なんですけど、遠藤さんは西洋的な感じだと思ってます。なんていうか、イタリア人的な。
そんな遠藤さん。先日のMacGuffinsさんの公演では、ちょっとガラの悪いお兄さんの役を演じておられました。口は悪いが情に厚い、そんな役でした。きっとあの公演で遠藤さんのファンになられた方は多いに違いない。うん。


撮影時、朝早かった為に少し眠そうな遠藤さん。

こんな、お茶目なこともしてくれます。


そんな遠藤さんには今回、とてもパワフルなお芝居をみせて頂いております。
見た目も、ガタイがよいのでとても舞台映えします。
ガタイがいいのって、ホントに舞台では武器になるなぁと思います。羨ましい・・・。
でもでも、ただパワフルなだけが魅力ではない!
遠藤さんの持つ繊細な部分、私はそれこそが魅力だと思います!
稽古を一緒にしていても、彼のお芝居にグッと引き込まれてしまうことも多々。いや、これ共演者としてはよくないかもですけど(笑)でもそれくらい、熱く、こころ揺さぶられるお芝居をなさいます。
今回の『空騒ぎ』ではそんな部分が存分に堪能出来ると思います!こうご期待!!



えんどうさーん!

「・・・ん?」


そんな、遠藤さんをぜひ劇場で確かめてくださいね!