千本桜ホール アクセス & 当日券情報 次回公演 2014年07月19日 0 すでに深夜0:00を回っておりますのでいよいよ本日7/19より獣の仕業第八回公演「空騒ぎ」開演です。ここで会場である「千本桜ホール」へのアクセスを写真付きでご案内致します。「学芸大学」駅よりほど近く、寄り道なしの場合は2分~5分ほど見て頂ければ到着します。また駅の周りには活気のある商店街や飲食店もあります。ご来場前に駅周りの探索も楽しい街です。千本桜ホール アクセス1. 東急東横線「学芸大学」駅 を下車します。【注意!】「学芸大学」駅には「特急」「通勤特急」は停車致しません。 「急行」もしくは「各駅停車」をご利用下さい。下車しましたら改札を出て左「西口」に出ます。 2. 駅構内から出たらすぐ右折(ほぼ線路沿い)の小道を進みます(黄色い円の部分です)。小道の入り口すぐ右手には駅の喫煙所がありますので目印にして下さい。 3. 小道を進みますと左手にすぐ「ファミリーマート」が見えます。4. ファミリマートの角を「左折」してください。 5. 次の角を「右折」してください(黄色い壁の美容院の角、駐輪場の手前です)。 角を曲がるとすぐ右手に千本桜ホールがあります。受付は一階、劇場は階段を上がって「三階」です(お手洗いは「二階」です) 土日は両日とも雨が予想されます。お足元にお気を付けてお越しください。貴重品以外の大きいお荷物は受付でお預かり致します。当日券情報 ※土日両日当日11:00前後に決定します。7/19(土)15:30, 19:30 どちらもキャンセル待ち・お電話(090-2750-9136)でお問い合わせいただくか・最新の当日券情報を7/19 11:00前後に けものちゃんがTweetしますので @kmn_chan_botをご確認ください。7/20(日)13:30, 16:30 どちらの回も前売予約受付中です。※7/19 1:10現在の情報です獣の仕業第八回公演「空騒ぎ」The Act of Beast 8th Stage [Much Ado About Nothing!]日時:2014年7月19日(土),20日(日)19日(土)15:30/19:3020日(日)13:30/16:30チケットご予約フォーム PR
獣の仕業第八回公演「空騒ぎ」上演前のご挨拶2 次回公演 2014年07月11日 0 獣の仕業第八回公演の演出ノートに書いたことについてもう少し丁寧に、この場を借りて書いてみようと思います。「喜劇」をやるということ。そして私たち獣の仕業が「喜劇」をやると言う事について。「空騒ぎ」はシェイクスピアの喜劇です。日本だと「恋のから騒ぎ」も有名ですが、このタイトルはシェイクスピアの空騒ぎのパロディです。いきなり余談ですが「空騒ぎ」の原題は"Much Ado About Nothing"そして「恋のから騒ぎ」のサブタイトルは"Much Ado About Love"です。いいですね。皆さんは喜劇と言うとどんなものを想像するでしょうか?吉本新喜劇のようなボケとツッコミのあるコントに近いものでしょうか、それともチャップリンやミスタービーンのようなひょうきんな動きや表情があるものでしょうか?もしくは三谷映画のようなすべての伏線がオチに向けて収束していくようなシチュエーションコメディでしょうか?来月上演する獣の仕業の空騒ぎはそのどれとも違うような形を目指しています。「喜劇と悲劇はコインの裏表」これは今回のチラシや公演情報の末尾に添えさせて頂いた言葉です。ふたつは表裏一体で双子の様に似ている部分もあれば、火と水の様に正反対の部分もある、そんな、ふたつでひとつのものだと私は思っています。以前上演した「オセロ」[Othello the Sharkespeare]は「悲劇」でした。妻の不貞への嫉妬に苦しみ喘くオセロ、夫の怒りに触れて力なく涙する鞆音、二人の悲しみに触れてもなお破壊していく夜光、物語は悲しみ、怒り、苦しみで溢れ、束の間見えたような喜びの兆しも悪知恵の前にして蕾のまま消えていきました。ですがそこには同時に、悪意に必死に立ち向かう人間のもがき抗う「生」の力がありました。今回の空騒ぎと言う「喜劇」でも私達はその必死な「生」を舞台上に立ち上げたいのです。「生」の力、人間の力、それはこの世界のあらゆる理不尽さや悪意から、自分の大切なもの守る為に戦う力です。あなたの大切なものはなんですか?あなたが守り・戦う力を持てるものはなんですか?それは決して、日本の運命とか地球の行く末じゃなくていい、家族、友達、会社、月のお給料、自分のポリシー、ペット、道端に咲いている小さな花、十人十色のはずです。私達は何かの為に毎日自分を懸けて戦っています。全員が誰かにとってのスーパースターです。「空騒ぎ」の登場人物は恋や夢に生きています。恋にまつわるときめきや喜び、そして退屈や胸の痛みについて。「あの子は俺の事が好きだろうか?」「あの人が私の事を愛している?」と、それはもう必死にです。その必死さは悲劇でも喜劇でも変わりません。ですから私たちの空騒ぎは「オセロ」や前回公演「群集~」以上の熱量を目指しています。お客様各位におかれましても、今まで同様の緊張感をお願いすることになるはずです。どうぞリラックスせず、ドキドキしながら見に来てください。ただし登場人物達の「必死な姿」が、今までのような眉間に悲しみや苦しみに満ちたものばかりでないことも事実です。必死な笑顔!必死な喜び!傍から見ると(もしかしたら)それが滑稽に映るかも?しれません。その辺りは新しい獣の仕業として楽しみにお待ちいただければ幸いです。最後に。「悲劇」と「喜劇」には明確な違いがあります。それは「エンディング」です。いわずもがな、悲劇はアンハッピーエンド、そして、喜劇はハッピーエンドです。シェイクスピアの「空騒ぎ」は喜劇です。そして上演は、原本に忠実にハッピーエンドです。アンハッピーエンドへのアレンジはしておりません。今迄上演してきた悲劇作品の中で儚く散って行った蕾のままの喜びが、ようやく花咲く事をお約束します。その花がどんな風に咲くのか、どんな色のどんな形の花なのかは、まだ秘密です。劇場に訪れた方にだけそっと耳打ちするような気持ちで、上演作品に代えさせて頂きたいと思います。あなたのご来場を、キャスト・スタッフ一同、心よりお待ちしております。獣の仕業第八回公演「空騒ぎ」The Act of Beast 8th Stage [Much Ado About Nothing!]日時:2014年7月19日(土),20日(日)19日(土)15:30/19:3020日(日)13:30/16:30チケットご予約フォーム
空騒ぎ出演者紹介その4 愛をふりまき哀もぶつける男!俺の名は西荻小虎!!人間だ! 次回公演 2014年07月11日 0 こんにちは。小林です。「空騒ぎ」出演者紹介のアンカーを務めさせていただきます。さあ、こちらトリをおさめます、その名は西荻小トリ…失礼、西荻小虎氏です。ここでいきなりプライベート的な話をかましてみましょう。西荻と私の、最初の出会いは稽古場でした。当時は前回公演「群集と怪獣と選ばれなかった人生の為の歌」再演の稽古中で、立夏経由でいらっしゃいました。そこで彼はダメだしを爽やかにしていき、しかし「稽古がありますので!」と、風のようにいなくなったのでした。「な、なんだったんだ・・・」それが彼との最初の出会いでした(笑) 「よ。俺が小虎だぜ」次に会ったのが、先述の、「稽古」をしていたsolty rockという劇団さんの劇場「兎亭」。本番を観にいったのですね、ここが二度目の邂逅。この時が凄かった。彼は演出だったので出演はしていなかった、それなのに、後説が終わったら突然バック転!!!なぜバック転、なんだかそれまで観た芝居をすべてかっさらうかのように、演出がバック転。。。ビビったと同時にうらやましくなったもので、後ほど彼に「なぜしたの?」と訊いたところ「だって面白いじゃないですか」みたいな原初的な理由、、、だった気がします。「ああ、変態が1匹・・・」ということがあり、更にその終演後は、どういう訳か立夏、手塚、小林という3人だけが残ってお祭り騒ぎでした。小虎「獣さん、こんな感じでしょ!カーンカーンカーンカーン!(←「群集~」の電車のマネ)」小林「ちげえよ、こうだよ!カーンカーンカーンカーン!」小虎「こうですかぁー?カーンカーンカーンカーン!」小林「ああ!むかつく!」伊織「ノックはこうですか?先生!先生!(←「助ける」の小林のマネ)」小林「こうだバカもの!先生!先生!」※この伊織さんというのは、伊織夏生さん。solty rockの代表さんです。!!やんややんや!!やんややんや!!と、他人様の劇場で大騒ぎをして去ったという訳です。お邪魔しました、ありがとうございます、と改めまして。そして、次に小虎とちゃんと会ったのが、舞台芸術創造機関SAIでした。こちらのブログでも紹介しておりました団体さんです。獣も以前に参加した「まめ芝 其の伍」というイベント。今回は「其の陸」として「車曳」に参加したのです。まさかまさか、そうして共演するとは思いもしませんでした。二人とも、ゾンビとして出ました。どうやら生きてちゃあいけない存在だったようですね。にこにこ。 「わたしはかもめ…」その公演の際、「獣出ない?」と事あるごとに言い、「だって6月本番だもん!」と言っていた彼が、どういう訳か出ているのです今回!小虎という人は、たぶんすごく理論的であり感覚的であり、その実、まさに珍しい、美しさを兼ね備えているように見えるんですね。写るんですね。普段ですと、「こうですかあー?」ととにかく稽古が嫌い。ちょこちょこネタを入れる。バレなければやる。その強靭な「遊び心」たるや。ちゃんと適当。無感情。ロボコップ。しかし嘘がない、鋭きメス。切れるナイフ。立夏曰く「風邪ひいてるぐらいがちょうどいい」ら・し・い… 「虎から猿へ"斉天大聖"」さてさて、せっかくトリですのでもうちょっとだけ。これを書いていませんでした。西荻小虎氏は、劇団EgHOSTの代表なのです。2014年2月14日、バレンタインデーとともに生まれた劇団。また8月に公演をおこなうそうですよ。→http://eghost-love.jimdo.com/っ!!次回公演の情報を見ましたところ、はい、横山大河さんも出演するそうです。リアルに驚きましたよ私。はい。ちなみに、小虎氏の演出方法ですが、獣で披露してくださいました。 立夏に「やっぱり役者っていうのはさ…」「苦しんでこそ輝くんだ!!」 突如飛出し、手塚に四の地固めを決める叫ぶ手塚、手伝う藤長(おいおい)「あばよ!!」 残像となる虎。たもとには茫然自失の手塚。なんという愛しき哀さて、獣の仕業、これにて出演者紹介は終わりです。とうとう来週本番です。皆様のご来場、お待ちしております。ありがとうございました。小林「苦しんでこそ輝くんだ!!」 「劇場で僕と握手…」
「空騒ぎ」稽古場日誌 その2:総集編 次回公演 2014年07月10日 0 間もなく本番打ち上げカウントダウンです。発射!立夏です。前回の稽古場日誌から随分間が空いてしまいました。その間には出演者紹介などで皆様にはお楽しみ頂いたことと思いますが、「稽古場日誌は不定期更新で!」とは言ったものの…流石に空きすぎましたね、申し訳ありません。その間も獣の仕業ではミッチリと、稽古を進めておりまして稽古も残すところあと2回!となりました。出演者にも緊張の色と武者震いが起こりつつある中、今回は今まで撮り溜めた写真で稽古を振り返りたいと思います。 今回主演を務める二人、雑賀(左)と小林(右)です。チラシにもドアップの写真が載っている二人ですが、それ以外の配役発表もすでにこちらの記事でさせて頂いておりますので、ご興味のある方はぜひご覧になってください、そちらでは簡単な物語の人物紹介もしております。さて、このシーンは後半のとあるシーンの稽古中の写真です。良い感じに伝わらないのがまたいいですね。ここでは二人がある「約束」をします。どんな約束なのかは、劇場でのお楽しみとさせてください…。 ちなみにチラシはこちらです。 同じ日の稽古場の西荻小虎氏。首の周りモフモフがかっこいいですね。氏の稽古着はいつもカッコイイので私の毎週の密かな楽しみのひとつです。服はさておきそれ以外も彼はやることなすことキマってますよね。あ、違法な方ではありません。彼のソニック&ソリッド加減が中毒になってきたのでぼちぼちPCの壁紙を西荻さんにしようかと思います。上の写真もバッチリ指さし確認がキマっておりますが、意外にも休憩中です。共演者に「お前、ちゃんとしろよ」と言っているとか・いないとか。 西荻さんの配役発表ボツ写真。ボツ理由:キマりすぎているため こちらは全員集合?な写真です。多分ひとりふたり見切れていますが、それはそれです。ここは写真中央に写っております横山氏が牽引するシーンです。彼の声質は雑賀がこちらの記事で「春風のようだ」と喩えていますがまさにそうです。(これは以前何処かでも書いたかも知れませんが)演出としては比較的、座組の声質のバランスを気にする方です。全員一緒の感じも良いですし、それぞれに個性があるのもまたいいですが、横山さんの声質は今までの獣に出演された方にはいなかった質で、良く通り・良く「抜け」てきまして、これにはいつも大変助けられています。横山さんを知っている方は勿論、初めましての方も上演を見たらすぐに「ああ、あの人が横山さんだな」と分かるかと思います。 稽古場が変わりました。佐藤さん(左)と遠藤さん(右)です。みなさん仲良くされているのですが、お二人は波長というか・ノリが似ていますね。お互いが相手のペースに合わせるタイプなのか二人がサシになるとお互いにカブせ合って同じ行動を良くしているのをお見かけします。そして二人ともどうにも優しいというか、「イイヤツ」属性ですね。誰も皆優しいんですが、ツンデレだって愛の鞭だって優しいわけで、それに比べると二人は会話といい芝居といいとにかくマイルドですよ。稽古中ちょっと二人には「クドい」だと「ダサい」だの言い過ぎまして二人のクドい袋とダサい袋がそろそろ満杯になりそうな予感がしなくもありませんので、無事に本番が終わり打ち上げとなった暁には二人に胸焼けするほどの「爽やかだ」と「格好良い」を伝えて差し上げたいです。(どちらがどちらなのかは特に理由はありませんが伏せておきます) 佐藤さんの紹介記事の為に撮った写真。一番頑張ったショットなのに何故か使われませんでした。 今回の女優陣です。雑賀(奥のしましま)、藤長(中央)、手塚(手前のおみあし)ですね。藤長さんが脚本に何かをメモしています。みんなメモは書きますが、藤長さんは特にメモ魔です。あとは字が凄く小さいです。他の人はまあまず読めません。どこの稽古場でも多分あるあるかと思うのですが、うちではよく昔書いたメモの意味が分からなくなって「ここに私が書いた『ガッ、ずばーんってする』ってなに?」と言う会話が起こります。 「『ガッ、ずばーんってする』ってこういうことで合ってますかね?」では最後に今回の主演をごらんください。 配役発表ボツ写真小林版 ボツ理由:こういう役ではないから 獣の仕業第八回公演「空騒ぎ」 The Act of Beast 8th Stage [Much Ado About Nothing!]日時:2014年7月19日(土),20日(日)19日(土)15:30/19:3020日(日)13:30/16:30チケットご予約フォーム 皆様のご来場、心よりお待ち申し上げます。
「空騒ぎ」[Much Ado About Nothing!] 配役発表! 次回公演 2014年07月06日 0 お待たせ致しました。今月7/19,20(土日)に上演される獣の仕業第八回公演「空騒ぎ」[Much Ado About Nothing!] 上演直前!配役発表です。役者の素の写真と「役」の写真とともに配役を発表いたします。すでにご予約された方は予習に、またこれからの人もご興味を持っていただけるかと思います。※なお、配役発表とともに役の設定なども簡単に紹介しますので若干のネタバレ要素を含みます。前情報なしでご観劇されたい方はここでUターン!推奨です。さて、焦らすのはこのあたりにしまして、さあ!踊りましょう!!小林龍二 トビト軍人、領主朽ち葉の部下原作役名:BENEDICK「ああ、まだ生きていたのか、高飛車女!」雑賀玲衣紅葉(こうよう)知事の姪、ヒイロの従兄弟原作役名:BEATRICE「高飛車女は死にたくても死ねませんの」 遠藤昌宏(MacGuffins)クロハ軍人、領主朽ち葉の部下原作役名:CLAUDIO「なあ・・・トビト、君は知事の娘には注目したか・・・?」横山大河朽ち葉(くちば)トビトとクロハが仕える領主原作役名:DON PEDRO「一等必要なのは私の快諾だ。この場合、役に立つ事が肝心だ」手塚優希ヒイロ知事の娘、紅葉の従姉妹原作役名:HERO「紅葉にもいつかきっと似合いの夫が現れるよ!」藤長由佳デイジーヒイロの侍女原作役名:MARGARET「ああ神様!どうぞいい踊り手さんと組ませてくださいまし!」佐藤辰海野茨(のいばら)朽ち葉の義理の弟原作役名:DON JOHN「俺を塞がせる種に果てしがないのだから自然、塞ぐのにも切りがないんだ」西荻小虎(EgHOST)コンラッド野茨の子分原作役名:CONRAD「野茨様、ちったあ道理を聞き分けなきゃあいけませんよ」写真だけでものすごい圧力でした・・・さて、公演もまもなく上演です。迫真の喜劇、鋭い身体、千本桜ホールに恋の熱風を起こします。ご来場お待ちしております! 獣の仕業第八回公演「空騒ぎ」 The Act of Beast 8th Stage [Much Ado About Nothing!]日時:2014年7月19日(土),20日(日)19日(土)15:30/19:3020日(日)13:30/16:30チケットご予約フォーム