「空騒ぎ」稽古場日誌 その2:総集編 次回公演 2014年07月10日 0 間もなく本番打ち上げカウントダウンです。発射!立夏です。前回の稽古場日誌から随分間が空いてしまいました。その間には出演者紹介などで皆様にはお楽しみ頂いたことと思いますが、「稽古場日誌は不定期更新で!」とは言ったものの…流石に空きすぎましたね、申し訳ありません。その間も獣の仕業ではミッチリと、稽古を進めておりまして稽古も残すところあと2回!となりました。出演者にも緊張の色と武者震いが起こりつつある中、今回は今まで撮り溜めた写真で稽古を振り返りたいと思います。 今回主演を務める二人、雑賀(左)と小林(右)です。チラシにもドアップの写真が載っている二人ですが、それ以外の配役発表もすでにこちらの記事でさせて頂いておりますので、ご興味のある方はぜひご覧になってください、そちらでは簡単な物語の人物紹介もしております。さて、このシーンは後半のとあるシーンの稽古中の写真です。良い感じに伝わらないのがまたいいですね。ここでは二人がある「約束」をします。どんな約束なのかは、劇場でのお楽しみとさせてください…。 ちなみにチラシはこちらです。 同じ日の稽古場の西荻小虎氏。首の周りモフモフがかっこいいですね。氏の稽古着はいつもカッコイイので私の毎週の密かな楽しみのひとつです。服はさておきそれ以外も彼はやることなすことキマってますよね。あ、違法な方ではありません。彼のソニック&ソリッド加減が中毒になってきたのでぼちぼちPCの壁紙を西荻さんにしようかと思います。上の写真もバッチリ指さし確認がキマっておりますが、意外にも休憩中です。共演者に「お前、ちゃんとしろよ」と言っているとか・いないとか。 西荻さんの配役発表ボツ写真。ボツ理由:キマりすぎているため こちらは全員集合?な写真です。多分ひとりふたり見切れていますが、それはそれです。ここは写真中央に写っております横山氏が牽引するシーンです。彼の声質は雑賀がこちらの記事で「春風のようだ」と喩えていますがまさにそうです。(これは以前何処かでも書いたかも知れませんが)演出としては比較的、座組の声質のバランスを気にする方です。全員一緒の感じも良いですし、それぞれに個性があるのもまたいいですが、横山さんの声質は今までの獣に出演された方にはいなかった質で、良く通り・良く「抜け」てきまして、これにはいつも大変助けられています。横山さんを知っている方は勿論、初めましての方も上演を見たらすぐに「ああ、あの人が横山さんだな」と分かるかと思います。 稽古場が変わりました。佐藤さん(左)と遠藤さん(右)です。みなさん仲良くされているのですが、お二人は波長というか・ノリが似ていますね。お互いが相手のペースに合わせるタイプなのか二人がサシになるとお互いにカブせ合って同じ行動を良くしているのをお見かけします。そして二人ともどうにも優しいというか、「イイヤツ」属性ですね。誰も皆優しいんですが、ツンデレだって愛の鞭だって優しいわけで、それに比べると二人は会話といい芝居といいとにかくマイルドですよ。稽古中ちょっと二人には「クドい」だと「ダサい」だの言い過ぎまして二人のクドい袋とダサい袋がそろそろ満杯になりそうな予感がしなくもありませんので、無事に本番が終わり打ち上げとなった暁には二人に胸焼けするほどの「爽やかだ」と「格好良い」を伝えて差し上げたいです。(どちらがどちらなのかは特に理由はありませんが伏せておきます) 佐藤さんの紹介記事の為に撮った写真。一番頑張ったショットなのに何故か使われませんでした。 今回の女優陣です。雑賀(奥のしましま)、藤長(中央)、手塚(手前のおみあし)ですね。藤長さんが脚本に何かをメモしています。みんなメモは書きますが、藤長さんは特にメモ魔です。あとは字が凄く小さいです。他の人はまあまず読めません。どこの稽古場でも多分あるあるかと思うのですが、うちではよく昔書いたメモの意味が分からなくなって「ここに私が書いた『ガッ、ずばーんってする』ってなに?」と言う会話が起こります。 「『ガッ、ずばーんってする』ってこういうことで合ってますかね?」では最後に今回の主演をごらんください。 配役発表ボツ写真小林版 ボツ理由:こういう役ではないから 獣の仕業第八回公演「空騒ぎ」 The Act of Beast 8th Stage [Much Ado About Nothing!]日時:2014年7月19日(土),20日(日)19日(土)15:30/19:3020日(日)13:30/16:30チケットご予約フォーム 皆様のご来場、心よりお待ち申し上げます。 PR