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劇団獣の仕業のブログです。 日々の思うこと、 稽古場日誌など。
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好評につき立見引換券を「事件」を目撃したいという方、団体または劇場に直接お問い合わせいただきますようお願いいたします。
世田谷パブリックシアターチケットセンターにて発売いたします。
販売開始:3月5日(日)13:00~
兎団は、キリスト教会礼拝堂にて'15より「イースターチャリティー演劇」を上演させて頂いております。
今年はなんと、東京・愛知の二都市で開催いたします!
女手一つで育ててくれた母を亡くした兄妹、そこに家族を捨てた最低の父親からの手紙が。
「自分のところに来てくれ」
文句を言いながらも宛名の住所に行ってみると、そこには何もない。
知らなかった父の人生、この旅の果てに見えるものは何か?
(上演時間:約45分+牧師さんのお話10分)
はっきりいってなかなか曲者で厄介な物語です。でも、私は、やっと、私の言葉で本当のことだけを書くことができたと思いました。
カトリエという名の女がいる。カトリエは固定局用無線機のある家に住み、アマチュア無線を趣味としている。香炉という男が彼女の「犬」として契約し同居している。彼は心臓に病気があり一日一回薬を飲まなければ生きていけない。カトリエの家の近くには永遠という名の女が暮らしている。カトリエとは高校のときからの幼なじみだ。彼女はカトリエの言うことなら何でも聞く。「詩子のこと」があるからだ。さて、今日もカトリエの無線がとある電波を傍受した。それは彼女が最も愛する夕日という名の男、彼の電話の音声だ。カトリエは耳を澄ましている。笑っている。しあわせなのか。私には分からない。そして私の隣には女性がいる。名前は「詩子」── 彼女には「悪意」があった。第十一回公演は獣の仕業の新境地。