[THE BEAST] 出演者紹介5 松村瀬里香 次回公演 2018年12月18日 0 立夏です。 さて、獣の仕業 第十三回公演[THE BEAST]の上演がいよいよ今週となりました。 今回出演する俳優たちをひとりずつ紹介しております。 今回はあいうえお順に紹介しております。 きえる、小林龍二、雑賀玲衣、手塚優希と続きましてお次は「松村瀬里香」です。 松村さんは当初から「なんでもできちゃう人」「全男子が憧れるおっとりしたお姉さんタイプ」というイメージがありそれは今も変わっていません。特に幼女のような芝居から男らしい芝居まで、人が変わったようにできるところに、初期の紹介で彼女には「天才」という言葉をあてがったものです。 しばらくして稽古を進めていきますと、質問の細やかさに感動いたしました。たとえば指の角度ですとか、足の処理ですとか。これは動ける人特有の、それだけ細やかに身体を制御できる人であるからこその質問なので、久しぶりに嬉しくなってしまいました。気持ちの制御についても何度もハッとするような質問をもらいました。動きにしても気持ちにしても、質問受けた瞬間は「そこまで考えてなかった」ということも(恥ずかしながら)多々あり言うに事欠いて「どっちでもいいですね」と回答してしまったことも……ええ、ありました。その上でいざ両パターン見てみると全然結果が違うのを見せつけられ「すみません、どっちでもよくなかったです」とわたくし降伏したのです……。敗北です。演出家の敗北です。でもいいのです。作品が勝てばいいのです…! 松村さんは現在フリーで活動されている俳優さんです。様々な作風の劇団に飛び込んで、何人もの演出家・座組の元で芝居をしています。だから、劇団や演出のタッチや作品の骨子をそういった確認を重ねていくことで、常に適応されているんだろうと稽古を経て感じました。 結果、なんというか…こういう言い方を松村さんが喜ぶか分かりませんが舞台上で「えー、元々獣の団員の方?」って感じの風情に仕上がっております。すごいぞ。松村さん。普段松村さんって呼んでないから違和感半端ないぞ、瀬里香さん。 そんな彼女のスペックを、85分の上演時間でぎちぎちに詰め込みました。かわいいところも、かっこいいところも、私の知る松村瀬里香は全部見れます。 そんな多彩に器用にくるくると変わる彼女の奥底に感じる、なんていうか、なんとも不器用で凶暴な手触り。そういうの、あるなと今回気付いたんですけど、どうですかね?! それが作品の中で垣間見えたら、それが私からの、彼女と彼女のファンへの、お土産ってことで。 公演は今週、12/22(土)~12/24(月祝)です。 以下のカルテットオンラインからご予約をお待ちしております。[THE BEAST]チケット予約フォーム 獣の仕業第十三回公演[THE BEAST]作・演出:立夏出演:小林龍二 手塚優希 松本真菜実(salty rock)松村瀬里香 きえる 雑賀玲衣スタッフ:照明 寺田香織 音響 新直人(salty rock/零's Records)フライヤー撮影 かとうはるひ 宣伝美術 塩澤亜美子かつて地球に多く生息していた"エンゲキジン"という動物が滅びようとしていた。あるものは子供ができたため、あるものは演劇で食っていけず、あるものは……そして千年後。とうとう地球上のエンゲキジンはある男ひとりになってしまった。男はかつて十年続いたある劇団のメンバーだったが、昔の仲間との思い出を忘れることができずに、滅んだ仲間を泥で作り稽古を繰り返していた。そんな彼の元にひとりの女がやってくる。女は言う。「私の名はシュジンコウ。月からやってきた"カンキャク"最後の生き残りです」千年の時を超え、エンゲキジンとカンキャクが出会う。そして再び演劇が始まる──現在あるいはかつて演劇に身を捧げたすべての演劇人へ、そして演劇を愛するすべての観客へ贈る獣の仕業流、全身全霊"演劇讃歌" ○日時:2018年12月22日(土)~12月24日(月祝)12/22(土) 15:00/19:0012/23(日) 14:00/19:0012/24(月祝)14:00/18:00○料金:2,000円(前売・当日ともに)リピーター割引:1,000円(半券持参・要予約)・上演時間:80~85分・受付開始・開場は開演30分前・小学生未満のお子様のご入場はご遠慮ください・開演10分前を過ぎますとキャンセル待ちのお客様を優先してご案内致しますので、お席の確保ができない場合がございます。お時間には余裕を持ってお越しください・リピーター割引は本公演の半券のみご利用いただけます○チケットご予約:ご予約はWebフォームからのご予約が便利です。メール・電話でも受けつけております。いずれのご予約方法の場合にも当日会場受付でのお支払です。Webフォームから予約する(カルテットオンライン)[THE BEAST]チケット予約フォーム必要事項を入力の上「登録」をしてください。電話またはメールから予約する・09027509136・swz★live.jp(★を@に変えてください)お名前(フリガナ)、ご連絡先、ご予約日時、枚数をご連絡下さい。○会場:吉祥寺櫂スタジオ(東京都武蔵野市吉祥寺南町4-6-1)・JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺」駅より徒歩12分※ 会場には駐車場・駐輪場はございません。公共交通機関をご利用いただくか近隣の有料駐車場・駐輪場をご利用ください演出ノートなど詳細はこちらhttp://kemono.xxxxxxxx.jp/13th/13th.html製作者一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。 PR
[THE BEAST] 出演者紹介4 手塚優希 次回公演 2018年12月17日 0 立夏です。 さて、獣の仕業 第十三回公演[THE BEAST]の上演がいよいよ今週となりました。 今回出演する俳優たちをひとりずつ紹介しております。 今回はあいうえお順に紹介しております。 きえる、小林龍二、雑賀玲衣に引き続き「手塚優希」です。 手塚さんは私にとって、お母さんのような存在であり、しかし娘でもあり、妹でもあり姉でもあるような、そんな不思議な存在です。 普通関係性ってずっとお母さん、ずっと妹、とある程度固定になるかなと思うのですが、手塚さんとは表になったり裏になったり、シーンごとに様々です。それはなぜだろうと考えたとき、互いの得意分野や細やかに考える分野がまったく異なっているからだろうと思いました。 うちは主宰ワントップの劇団ではないので、必ずしも主宰の意見が採用されるわけではありません。そして十年の中で自然と「この分野は○○が一番詳しいからこの人の意見を必ず聞こう」みたいなものが出来上がってきました。そんな中で「私はAがいいけど、もし手塚さんがBと言ったらBにしよう」と決めている「手塚ゾーン」があります。私とは全然違う意見を持っている手塚さん。でも手塚さんなりの積み重ねや経験に基づいた説得力があるから、信用しているのです。 なので変な話「これをやりたいな」ってあるアイデアを思ったとき「これは手塚さんが嫌がりそうだから辞めよう」と取り下げたこともいくつもあり、それは私なりの彼女に対する敬意なのです。そして彼女は劇団の中で誰よりもお客様への配慮が厚い。自分がよく見えることよりも、自分が芝居をやりやすいかどうかよりも何よりも、常にお客様を優先してきた手塚さん。そんな彼女に敬意を払うことが結果としてお客様に経緯を払うことにもなってきたのだと思っています。 私の価値観にインストールされた外部ライブラリ「手塚さん」。獣の仕業が十年続けてこれた理由はいくつかあると思いますが、その中の大きなひとつには、彼女の存在があると思います。 [THE BEAST]ではそんな手塚さんをそのまま、まるごとお届けしようと思います。まるごとってどういうこと? ええ、そうでしょう。でも、言葉とおりの意味ですよ! 誰よりも情の深い女、優しい女、みんなのアイドル、ヨゴレの輝き、そんな「手塚さんが演じる手塚さん」をぜひご覧ください。 ちょっと褒めすぎました。いい加減、お喋りうまくなってください。 公演は今週12/22(土)~12/24(月祝)です。 以下のカルテットオンラインからご予約をお待ちしております。[THE BEAST]チケット予約フォーム 獣の仕業第十三回公演[THE BEAST]作・演出:立夏出演:小林龍二 手塚優希 松本真菜実(salty rock)松村瀬里香 きえる 雑賀玲衣スタッフ:照明 寺田香織 音響 新直人(salty rock/零's Records)フライヤー撮影 かとうはるひ 宣伝美術 塩澤亜美子かつて地球に多く生息していた"エンゲキジン"という動物が滅びようとしていた。あるものは子供ができたため、あるものは演劇で食っていけず、あるものは……そして千年後。とうとう地球上のエンゲキジンはある男ひとりになってしまった。男はかつて十年続いたある劇団のメンバーだったが、昔の仲間との思い出を忘れることができずに、滅んだ仲間を泥で作り稽古を繰り返していた。そんな彼の元にひとりの女がやってくる。女は言う。「私の名はシュジンコウ。月からやってきた"カンキャク"最後の生き残りです」千年の時を超え、エンゲキジンとカンキャクが出会う。そして再び演劇が始まる──現在あるいはかつて演劇に身を捧げたすべての演劇人へ、そして演劇を愛するすべての観客へ贈る獣の仕業流、全身全霊"演劇讃歌" ○日時:2018年12月22日(土)~12月24日(月祝)12/22(土) 15:00/19:0012/23(日) 14:00/19:0012/24(月祝)14:00/18:00○料金:2,000円(前売・当日ともに)リピーター割引:1,000円(半券持参・要予約)・上演時間:80~85分・受付開始・開場は開演30分前・小学生未満のお子様のご入場はご遠慮ください・開演10分前を過ぎますとキャンセル待ちのお客様を優先してご案内致しますので、お席の確保ができない場合がございます。お時間には余裕を持ってお越しください・リピーター割引は本公演の半券のみご利用いただけます○チケットご予約:ご予約はWebフォームからのご予約が便利です。メール・電話でも受けつけております。いずれのご予約方法の場合にも当日会場受付でのお支払です。Webフォームから予約する(カルテットオンライン)[THE BEAST]チケット予約フォーム必要事項を入力の上「登録」をしてください。電話またはメールから予約する・09027509136・swz★live.jp(★を@に変えてください)お名前(フリガナ)、ご連絡先、ご予約日時、枚数をご連絡下さい。○会場:吉祥寺櫂スタジオ(東京都武蔵野市吉祥寺南町4-6-1)・JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺」駅より徒歩12分※ 会場には駐車場・駐輪場はございません。公共交通機関をご利用いただくか近隣の有料駐車場・駐輪場をご利用ください演出ノートなど詳細はこちらhttp://kemono.xxxxxxxx.jp/13th/13th.html製作者一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。
[THE BEAST] 出演者紹介3 雑賀玲衣 次回公演 2018年12月14日 0 立夏です。ブログではご無沙汰しております。 さて、獣の仕業 第十三回公演[THE BEAST]の上演がいよいよ来週となりました。 今回出演する俳優たちをひとりずつ紹介していきます。 今回はあいうえお順に紹介しております。 きえる、小林龍二に引き続き、「雑賀玲衣」です。 雑賀さんはなんていうんですかねー、年々仕上がってきていますよねー。 わたくし、彼女のお母様ともお話させて頂く機会があるのですが、ここ二年くらい、年々雑賀玲衣がお母様に似てくるのをひしひし感じます。 二人は見た目もさることながら好きな服やセンスもとても似た親子でして、二人並んでいると誰が見ても親子。漫画のキャラデザのように共通項の多いお二人でございます。 そんな、お母様にどんどん似てくる雑賀玲衣。このままぐんぐん接近していって、あと十年くらいしたらやがてふたりはひとつの魂になるんじゃないかと予想してます。 中身に関して申し上げますと、彼女は自意識が強くて、自己評価が低い。最近そのあたりがどんどん加速してきて、なんとも図々しく、それでいて可愛く、健気です。というか、たぶん今までもそうだったんだろうけど、遠慮して言わなかったんでしょうから、チームとして何しろよいことですね。 この手のことを書きすぎると本人に怒られそうなのでこの辺にいたしますが、そのような自意識も、傷つきやすさも、実はウジウジ悩むところも、それをバネにどんどん美しくなっていくところも、負けず嫌いなところも、「できません」とか「自信がありません」とか何とか言いながら、頼んだことは必ず仕上げてくるところも、すべてひっくるめて、最近は、 彼女こそ、舞台で芝居をするために生まれてきた人間なのだ。 そんな風に思うことが今回の公演の稽古中にありました。何度も。 こんなこと言ったらそれはそれでまた「何言ってるんですか」って変に勘ぐられて嫌がられそうなので、言わなかったですけど。 うん、かなりマジで、そう思ってますよ。 そんな彼女ですが、今回獣では初の「トメ」を担います。キャストロールの一番最後を飾るトメ。「獣は主演が一番大変」というのは私自身がよく申していることでございますが、それは作品に対する責任が故です。主演は物語そのものだから。そして、その次に責任が大きいのが「トメ」です。物語が主演のために書かれているというアドバンテージがある分、芝居として巧さが求められるのはトメなのではないかとも思います。 雑賀さんは前々回の「炎天」で見事に主演を果たしてくれましたので、じゃあ次はトメだろうということで、いやあ、とっても、ワクワクしますよね。彼女はプレッシャーに弱い印象がすこしあるのですが、トメですから、そうも言っていられませんね。 いいかい、誰でもない、君がやるのだ。いいね。 公演は来週12/22(土)~12/24(月祝)です。 以下のカルテットオンラインからご予約をお待ちしております。[THE BEAST]チケット予約フォーム 獣の仕業第十三回公演[THE BEAST]作・演出:立夏出演:小林龍二 手塚優希 松本真菜実(salty rock)松村瀬里香 きえる 雑賀玲衣スタッフ:照明 寺田香織 音響 新直人(salty rock/零's Records)フライヤー撮影 かとうはるひ 宣伝美術 塩澤亜美子かつて地球に多く生息していた"エンゲキジン"という動物が滅びようとしていた。あるものは子供ができたため、あるものは演劇で食っていけず、あるものは……そして千年後。とうとう地球上のエンゲキジンはある男ひとりになってしまった。男はかつて十年続いたある劇団のメンバーだったが、昔の仲間との思い出を忘れることができずに、滅んだ仲間を泥で作り稽古を繰り返していた。そんな彼の元にひとりの女がやってくる。女は言う。「私の名はシュジンコウ。月からやってきた"カンキャク"最後の生き残りです」千年の時を超え、エンゲキジンとカンキャクが出会う。そして再び演劇が始まる──現在あるいはかつて演劇に身を捧げたすべての演劇人へ、そして演劇を愛するすべての観客へ贈る獣の仕業流、全身全霊"演劇讃歌" ○日時:2018年12月22日(土)~12月24日(月祝)12/22(土) 15:00/19:0012/23(日) 14:00/19:0012/24(月祝)14:00/18:00○料金:2,000円(前売・当日ともに)リピーター割引:1,000円(半券持参・要予約)・上演時間:80~85分・受付開始・開場は開演30分前・小学生未満のお子様のご入場はご遠慮ください・開演10分前を過ぎますとキャンセル待ちのお客様を優先してご案内致しますので、お席の確保ができない場合がございます。お時間には余裕を持ってお越しください・リピーター割引は本公演の半券のみご利用いただけます○チケットご予約:ご予約はWebフォームからのご予約が便利です。メール・電話でも受けつけております。いずれのご予約方法の場合にも当日会場受付でのお支払です。Webフォームから予約する(カルテットオンライン)[THE BEAST]チケット予約フォーム必要事項を入力の上「登録」をしてください。電話またはメールから予約する・09027509136・swz★live.jp(★を@に変えてください)お名前(フリガナ)、ご連絡先、ご予約日時、枚数をご連絡下さい。○会場:吉祥寺櫂スタジオ(東京都武蔵野市吉祥寺南町4-6-1)・JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺」駅より徒歩12分※ 会場には駐車場・駐輪場はございません。公共交通機関をご利用いただくか近隣の有料駐車場・駐輪場をご利用ください演出ノートなど詳細はこちらhttp://kemono.xxxxxxxx.jp/13th/13th.html製作者一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。
[THE BEAST] 出演者紹介2 小林龍二 次回公演 2018年12月13日 0 立夏です。ブログではご無沙汰しております。 さて、獣の仕業 第十三回公演[THE BEAST]の上演がいよいよ来週となりました。 今回出演する俳優たちをひとりずつ紹介していきます。 今回はあいうえお順に紹介しております。 第一回目は「きえる」でした。第二回は「小林龍二」 今回の、主演です。ヨッ、ヨッ。 公演があるたびにほぼ毎回俳優紹介を書いているものですから、小林のことはかれこれ十回は紹介していることになります。彼は獣の仕業の作品に私をのぞくとすべて参加している人間なのです。もう書くことがないんじゃないかと思いながら書き始めています。 さて、私は脚本の書き出しのエンジンとして「物語を主演のために書く」ということを長らくポリシーにして参りました。作品のムードや主演の雰囲気を、実際に主演を担う人間に「捧げる」というイメージです。 そうすると、作品の雰囲気に個性が出て、助かっているのです。そのため[THE BEAST]はまさしく小林のために書き始められた物語ということであります。 しかしながら、と書きながら思い至りました。獣の仕業全作品の中で、私のオリジナル脚本で小林が主演だったことはこれまで一度しかなかったのです。第三回「雷魚、青街灯、暗闇坂、あるいはうしなわれたものたち」(以下「雷魚」)それだけです。彼は獣の仕業参加皆勤賞でありながら、これまでオリジナル脚本で主演は一度だけ。主演を張っているイメージが強いですが、実はそれってほとんど既存戯曲で、私のオリジナル戯曲では「トメ※」率が一番高かったのです。※ キャストロールの一番最後に配置される俳優のことを「トメ」といいます。 その「雷魚」と[THE BEAST]の主演のパーソナリティーを比べると、自分の中の共通点を見つけることができました。 「自己愛」と「攻撃性」と「孤独」です。 雷魚の上演から約8年が経過しておりますが、小林に対して私が抱えているイメージはこのように、ほとんど変わっておりませんでした。当時はそのあたり無意識に書いていますが、今回はかなり意識的に書いておりますので、「自己愛」たっぷりの「攻撃性」がある「孤独」な男の物語です。2017年まで硬派なカッコイイ役ばかりを当ててまいりましたが、2018年は「象」と[THE BEAST]でそんな小林のイメージをことごとく破壊したい。 何故ってね、最近いろんなところで小林さんをご愛顧くださいまして、代表としては嬉しい限りでございます。しかし、そろそろここらでひとつ株を落としてみるのもいいなと思っているのです。 ご覧いただいたあとで、ご来場いただいたお客様各位にわたくしは声を大にして申し上げたい。「皆様、これはアテガキです。小林はこんな人間でございますよ」と。 小林、お前はちょっと、好かれすぎたな。 ここらで嫌われるがいい。 千秋楽までの命だと思え。 公演は来週12/22(土)~12/24(月祝)です。 以下のカルテットオンラインからご予約をお待ちしております。[THE BEAST]チケット予約フォーム 獣の仕業第十三回公演[THE BEAST]作・演出:立夏出演:小林龍二 手塚優希 松本真菜実(salty rock)松村瀬里香 きえる 雑賀玲衣スタッフ:照明 寺田香織 音響 新直人(salty rock/零's Records)フライヤー撮影 かとうはるひ 宣伝美術 塩澤亜美子かつて地球に多く生息していた"エンゲキジン"という動物が滅びようとしていた。あるものは子供ができたため、あるものは演劇で食っていけず、あるものは……そして千年後。とうとう地球上のエンゲキジンはある男ひとりになってしまった。男はかつて十年続いたある劇団のメンバーだったが、昔の仲間との思い出を忘れることができずに、滅んだ仲間を泥で作り稽古を繰り返していた。そんな彼の元にひとりの女がやってくる。女は言う。「私の名はシュジンコウ。月からやってきた"カンキャク"最後の生き残りです」千年の時を超え、エンゲキジンとカンキャクが出会う。そして再び演劇が始まる──現在あるいはかつて演劇に身を捧げたすべての演劇人へ、そして演劇を愛するすべての観客へ贈る獣の仕業流、全身全霊"演劇讃歌" ○日時:2018年12月22日(土)~12月24日(月祝)12/22(土) 15:00/19:0012/23(日) 14:00/19:0012/24(月祝)14:00/18:00○料金:2,000円(前売・当日ともに)リピーター割引:1,000円(半券持参・要予約)・上演時間:80~85分・受付開始・開場は開演30分前・小学生未満のお子様のご入場はご遠慮ください・開演10分前を過ぎますとキャンセル待ちのお客様を優先してご案内致しますので、お席の確保ができない場合がございます。お時間には余裕を持ってお越しください・リピーター割引は本公演の半券のみご利用いただけます○チケットご予約:ご予約はWebフォームからのご予約が便利です。メール・電話でも受けつけております。いずれのご予約方法の場合にも当日会場受付でのお支払です。Webフォームから予約する(カルテットオンライン)[THE BEAST]チケット予約フォーム必要事項を入力の上「登録」をしてください。電話またはメールから予約する・09027509136・swz★live.jp(★を@に変えてください)お名前(フリガナ)、ご連絡先、ご予約日時、枚数をご連絡下さい。○会場:吉祥寺櫂スタジオ(東京都武蔵野市吉祥寺南町4-6-1)・JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺」駅より徒歩12分※ 会場には駐車場・駐輪場はございません。公共交通機関をご利用いただくか近隣の有料駐車場・駐輪場をご利用ください演出ノートなど詳細はこちらhttp://kemono.xxxxxxxx.jp/13th/13th.html製作者一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。
[THE BEAST]出演者紹介1 きえる 次回公演 2018年12月12日 0 立夏です。ブログではご無沙汰しております。 さて、獣の仕業 第十三回公演[THE BEAST]の上演まで二週間となりました。 今回出演する俳優たちをひとりずつ紹介していきます。 今回はあいうえお順にしようかと思います。 第一回目は「きえる」! きえるが初めて出演したのは2014年に王子pit北/区域で上演した第九回公演「ヴェニスの商人」[Kingdom Come]。あれから4年の月日が経ちました。稽古場では「みんなの妹」のようなきえるですが、4年の月日を思い起こすとずいぶんお姉さんになったなと感じます。 きえるは感受性が豊かな俳優。それゆえ、彼女自身が「ノるかどうか」が芝居に大きく影響します。 標準的なことを言えば、演じている俳優がノっているかいないかは作品には関係がありません。ノっていても、いなくても、たとえテンションがダダ下がりでも、常に最高の芝居を提供すべきです。 しかしきえるに関してはその「ノった」ときの演技が半端ではない。キャリアや実力が倍以上違う共演者たちがいる中で、観客がみんなきえるだけを見ている──そんな舞台をこれまで何本も見ました。 私は真摯に芝居をすることの比喩としての「生きる」という表現を、個人的には積極的に採用しないのですが、彼女を見ていると舞台上で生きているとしか言い表せない瞬間があります。彼女自身の感受性や感情が役とみっちり癒着して舞台に立ち上がった瞬間。なんとも美しいなあと思います。 演出家としてはきえるのその「スイッチ」を彼女自身と協力しつつポチポチ押していくのが仕事かなと思う反面、もうちょっとノってないときの芝居のアベレージ上げてくれよとも思うすばらしき日々です。 しかし、実を言うと俳優としての私自身がきえるに輪をかけてその手の「スイッチ女優」です。しかもきえるのほうが俳優としては優れていますし、全然人のことこんな風に書く資格、ない。だからなんていうかきえると芝居作っていると、自分の実態と理想の矛盾というか、やってることと言ってることのツジツマ合わない部分というか、みずからの本質的なウィークポイントをくすぐられてしまって、まあ、あれですね、日々精進です。 そんな彼女ですが、今回本人曰く「孤高の役」を演じます。 脚本を書きながら、これはきえるには合わない役だなー、まあ大変だろうなーと思いながら、でもどこかで「きえるがやってくれたら面白いかもな」とも思っていた、そんな登場人物です。 まだ上演まで二週間ほどございますが、そんな最初の私の心配はどこへやら、非常に優しくタフな役作りをしてくれていて、本番までのこれからの伸びしろも楽しみでなりません。 これまできえるを応援してくれた皆様にとっても、また獣の仕業をこれまでご覧になってくださった方にとっても、今までお目に掛かったことのない役柄だと思います。 私はこれまで十年間、このタイプの役柄を舞台に登場させることを意図的に避けてまいりました。 この言葉の意味は、当日劇場にご来場いただいて、パンフレットをご覧いただければ、きっとすぐおわかりになると思います。 公演は来週12/22(土)~12/24(月祝)です。 以下のカルテットオンラインからご予約をお待ちしております。[THE BEAST]チケット予約フォーム 獣の仕業第十三回公演[THE BEAST]作・演出:立夏出演:小林龍二 手塚優希 松本真菜実(salty rock)松村瀬里香 きえる 雑賀玲衣スタッフ:照明 寺田香織 音響 新直人(salty rock/零's Records)フライヤー撮影 かとうはるひ 宣伝美術 塩澤亜美子かつて地球に多く生息していた"エンゲキジン"という動物が滅びようとしていた。あるものは子供ができたため、あるものは演劇で食っていけず、あるものは……そして千年後。とうとう地球上のエンゲキジンはある男ひとりになってしまった。男はかつて十年続いたある劇団のメンバーだったが、昔の仲間との思い出を忘れることができずに、滅んだ仲間を泥で作り稽古を繰り返していた。そんな彼の元にひとりの女がやってくる。女は言う。「私の名はシュジンコウ。月からやってきた"カンキャク"最後の生き残りです」千年の時を超え、エンゲキジンとカンキャクが出会う。そして再び演劇が始まる──現在あるいはかつて演劇に身を捧げたすべての演劇人へ、そして演劇を愛するすべての観客へ贈る獣の仕業流、全身全霊"演劇讃歌" ○日時:2018年12月22日(土)~12月24日(月祝)12/22(土) 15:00/19:0012/23(日) 14:00/19:0012/24(月祝)14:00/18:00○料金:2,000円(前売・当日ともに)リピーター割引:1,000円(半券持参・要予約)・上演時間:80~85分・受付開始・開場は開演30分前・小学生未満のお子様のご入場はご遠慮ください・開演10分前を過ぎますとキャンセル待ちのお客様を優先してご案内致しますので、お席の確保ができない場合がございます。お時間には余裕を持ってお越しください・リピーター割引は本公演の半券のみご利用いただけます○チケットご予約:ご予約はWebフォームからのご予約が便利です。メール・電話でも受けつけております。いずれのご予約方法の場合にも当日会場受付でのお支払です。Webフォームから予約する(カルテットオンライン)[THE BEAST]チケット予約フォーム必要事項を入力の上「登録」をしてください。電話またはメールから予約する・09027509136・swz★live.jp(★を@に変えてください)お名前(フリガナ)、ご連絡先、ご予約日時、枚数をご連絡下さい。○会場:吉祥寺櫂スタジオ(東京都武蔵野市吉祥寺南町4-6-1)・JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺」駅より徒歩12分※ 会場には駐車場・駐輪場はございません。公共交通機関をご利用いただくか近隣の有料駐車場・駐輪場をご利用ください演出ノートなど詳細はこちらhttp://kemono.xxxxxxxx.jp/13th/13th.html製作者一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。