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獣の仕業のしわざ

劇団獣の仕業のブログです。 日々の思うこと、 稽古場日誌など。

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臼井儀人・・・

こんにちは、小林です。亡くなってしまった。たくさん笑わせてもらいました。映画ではたくさん感動させてもらいました。風間くんのツッコミが好きでした。心からご冥福をお祈り致します。合掌。
さて、昨晩は連休ということで映画を観たくなったので近所のレンタルビデオ屋へ。「時をかける少女」が観たかったのに貸出中。ということで、「つみきのいえ」、「グロテスク」、「刑法第39条」「下妻物語」を借りました。
「つみきのいえ」はアカデミー賞を取ったから、「グロテスク」はその過激な内容故にイギリスで配給が禁止になったから、「刑法第39条」は法律と堤真一に興味があったから、「下妻物語」は他のホラーっぽい2作を観た後の気持ちを回復させるため、借りました。「下妻」を借りた意味は、以前落ち込んでいる時に「血と骨」と「パッチギ!」を借り、先に「血と骨」を観てしまい、めちゃくちゃ恐くなり「パッチギ!」の力でも自己回復が困難で、更に落ちた経験があり、それでも負けない程楽しいものを、という意味で借りました。
グロテスクはグロかった。けど最後、威風堂々が流れている中、女の飛ばされた首が謎の男に噛みつくシーンは印象的だった。結構僕は音楽の使い方で左右されます。でもやっぱり「黒い家」や「感染」のホラー映画の方が好きです。下妻は最後がなんか味気なかった。だけど、団員(?)の怜子が好きになるのも分かる気がする。つみきのいえは絵に温かみがあってよかった。今度12月に公開される、なんとかじいさんと空飛ぶ家を彷彿とさせた。癒された。39条は、堤真一の演技が印象的でした。あとストーリーも何重もの要素で構成されていて、重厚感があった。大学では一応法学を勉強していたから、刑法39条の意義や目的は知っている。けれど結局は学問だったのかも知れない。堤真一の最後の台詞「僕が本当に突き刺したかったのは、この法律の理不尽さだ」が印象的だった。でも、腑に落ちなかったのは、監督が特典のインタビューで岸部一徳や樹木希林、江守徹についてベタ褒めしていて、彼らが芝居に重厚感と説得力を与えていたと言っていたが、ジャニーズ
とかアイドルを起用しなかったことが重厚感や説得力の一因であるのだから、堤や鈴木京香にもなんらかのコメントを与えるべきだと思った。確かに先の三人は上手い。巧みだ。だけど芯になっていた二人に対してコメントをほぼしないのは失礼だと思う。ちょっと不快だった。あーくそ!でも面白かった。
眼球、ヒアルロン酸で治りました。跡形もなく、とのこと。なんだったんだ、あの痛みは。
ではまたいずれ。
どうやら本格的に個人ブログの様相を呈してきた。・・・いや、それはよくない。うん。うん。
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