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獣の仕業のしわざ

劇団獣の仕業のブログです。 日々の思うこと、 稽古場日誌など。

お久しぶりに~10年目から獣の外側へ~

こんにちは。
The Out of Beast 2018「象」。9月7日の初回に向けてモリモリ稽古しております。
ということで、ご無沙汰しております。小林です。もう、何年ぶりの投稿になりますでしょうか。昔なんて、芝居に関係なく、例えば電車の中の外国人の会話なぞを書いていたものです。

それから早10年。皆さま、これをご覧いただいているお越しくださるお客様にスタッフの皆さま、そして獣に出てくださった皆さま、応援してくださっている皆々様のおかげで、10年目を迎えることができました。

獣のしわ、
(↑「ざ」抜くとこうなります)


経ちました10年、獣の仕業。獣の仕業、は、The Act of Beastと格好よく名乗るものです。「りんごアップル」よろしくです。そんな名前を、今回は変えています。ただの「番外公演」という意味とも違い、「獣の仕業」の、芝居のアイデンティティを剥がすという試みがあります。

それは否定ではなく、また新しくリスタートしようじゃないの、というものだと私は理解するものです。たとえば大学でやっていた芝居、獣の仕業を立ち上げてからの第1回、そしてそのあとに構成されてきた獣の仕業、らしさ。アイデンティティ。それを根っこに、また新たな姿になるように、そうです、モリモリしているのです。

今回は、主役を手塚優希が、そしてそして自団体では初となる立夏も出演する「象」。
これは別役実さんが学生の時に初めて書いた、実質的な処女作で、後年の「病気」や昨今に雑賀玲衣と二人芝居をした「門」ともまた違う作品。当たり前に試行錯誤などしながらつくり上げています。

稽古は、先々週にある程度の演出がつけ終わり、先週からは「止め通し」なるものを進めています。これは、一本一気に通すのではなく、じわじわ、じわじわ、一歩ずつ芝居を精緻につくり上げていくことです。昔は、特に粘着質な立夏で、徹底的に突き詰めてやっていたものです。それは、まだアイデンティティが出来ていないような時期だったからでしょう。。

今週末には「モリモリ通し」をやります。「モリモリ通し」というのは今つくった言葉ですので、私も何を指しているのかわかりませんが、通しをモリモリやる予定です。・・・モリモリとは?


本番まで、残り2週間です。わー言葉に出すと緊張してきましたよ!いつもながら、全員で励んでいきます。

あ。宣伝の動画です。youtubeに上がっておりますのでどうぞご覧くださいませ。

獣の仕業 こばやし


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獣の仕業 The Out of Beast 2018「象」まもなくです!



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