忍者ブログ

獣の仕業のしわざ

劇団獣の仕業のブログです。 日々の思うこと、 稽古場日誌など。

盗聴稽古場日誌:12/18,23,24,25


漠然とつねに絶妙な距離感の二人(なかはいいです)

 立夏です。
 獣の仕業2016年分の稽古場日誌もこれで最後です。

 今回は題して「クリスマス集中稽古編」

 そう…、去年の12/23,24,25はイブもクリスマスもどちらも土日しかも三連休というクリスマスを全力で楽しみたい人達には絶好のカレンダーでした…。

 そんなときにも獣の仕業は絶賛稽古中でした。
 しかもひとりも欠席者がおらず正に獣の仕業、演劇人の鑑集団です。実は予定がなかっただけですとか、そういうことは、いや私には、分かりませんが。

 稽古場ではクリスマスソングを掻き鳴らしアップと称してひたすらにはしゃぎます。


私もはしゃいでいたのか全員の立ち位置が重なったタイミングで写真を撮ってしまいました。失敗です。

 その後はまたひたすら地味で粘着質な稽古をコツコツ…コツコツ…

 まあ地味です。獣の仕業の稽古は地味です。
 盗聴が終わったら他の劇団様の稽古場にもお邪魔してみようかと思います。そして我が劇団の稽古の地味さを存分に噛みしめ、比較し、惨めな気持ちで帰って行くような行脚でもしてみましょう。稽古場見学をさせてくださる奇特な劇団様、いらっしゃいましたらコールください。

 稽古は地味ですが、本番は獣史上一番派手だと思います。
 苛烈でゲスな花火を盛大に打ち上げる所存です。

 そして2017年へ…。


獣の仕業 第十一回公演

盗聴 [The Play]

日程:
2017年1月14日(土)15日(日)

開演時間:
14日(土)15:00/19:00
15日(日)14:00/18:00
会場:吉祥寺櫂スタジオ
料金:2,000円(前売・当日同料金)
リピーター割引:1,000円(半券持参・要予約)
※ リピーター割引は本公演の半券のみご利用いただけます。
※ 上演時間:80~85分予定

チケットご予約Webフォーム

作・演出:立夏
出演:手塚優希 小林龍二 きえる 雑賀玲衣 田澤遵 中野皓作(人体色彩画廊I'NN)
照明:伊藤将士
音響:阿部健司(MUGEN☆PROJECT)
カトリエという名の女がいる。カトリエは固定局用無線機のある家に住み、アマチュア無線を趣味としている。香炉という男が彼女の「犬」として契約し同居している。彼は心臓に病気があり一日一回薬を飲まなければ生きていけない。カトリエの家の近くには永遠という名の女が暮らしている。カトリエとは高校のときからの幼なじみだ。彼女はカトリエの言うことなら何でも聞く。「詩子のこと」があるからだ。さて、今日もカトリエの無線がとある電波を傍受した。それは彼女が最も愛する夕日という名の男、彼の電話の音声だ。カトリエは耳を澄ましている。笑っている。しあわせなのか。私には分からない。そして私の隣には女性がいる。名前は「詩子」── 彼女には「悪意」があった。
第十一回公演は獣の仕業の新境地。
くせ者6人が繰り広げる苛烈で過激で純粋な「悪意」にまつわる群像劇。
PR