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獣の仕業のしわざ

劇団獣の仕業のブログです。 日々の思うこと、 稽古場日誌など。

盗聴稽古場日誌:12/3,4,10,11,17(番外編:凛子の結婚披露宴!)


12/17今までで一番セレブレイトな獣ポーズ! 凛子おめでとう!

 立夏です。あけましておめでとうございます。
 昨年は大変お世話になりました。本年もなにとぞ獣の仕業をよろしくお願いいたします。

 さて、稽古場日誌がすっかり滞っています。今更2016年のことを書くことに違和感を禁じ得ませんが最後まで書ききると決めたので頑張りたいと思います。

 今回はそんな筆無精を返上すべく12/17にあった劇団員凛子の結婚披露宴の様子も交えての稽古場日誌です。めでたいよ!



 こちらは12/4の「盗聴」CM撮影の様子です。
 ブログでは公開しておりませんが、今回の盗聴、突発的にCMなんど作ってみました。ちゃんとした劇団のような感じを醸し出せたのでやって良かったと思っております。
 すでに3パターンともにYoutubeに公開済みです。いずれこちらのブログでも披露しますが未見のかたはYoutubeで「獣の仕業 盗聴」で検索してみてくださいませ、すぐに出てきます。

 それぞれの俳優の組み合わせ違いだけでこんなに雰囲気が変わるモノかと…演出家としては大変興味深いです。みんな違ってみんないい的なあたたかい気持ちになっております。

 こういうことを合間にやりながら稽古も中盤戦でツメツメでした。この頃第二次エンジンが稽古場に掛かってきて俄然「創作の現場」になってまいりました。冬真っ盛りなのに稽古場、あついです。




 そして12/17には凛子の結婚式。
 獣の仕業初の既婚者誕生と言うことで大変めでたいそんな席に「獣の仕業とゆかいな仲間達席」を設けていただきました。


獣の仕業とゆかいな仲間達席(完全に親族席の位置取りで席に案内された早々、全員ちょっと怯みました)

 式は新郎新婦のキュートな人柄全開の優しさと笑いに溢れたもので、一流のエンターテイナーの仕事を見せつけられたときのような悔しさがありました。私たちも新郎新婦に負けないようなお客様を楽しませられるモノを作るぞと私は勝手に燃えていました。
 劇団員の田澤さんがふたりのキューピッドということで友人代表スピーチをしたのですがマア緊張していましたね。いい顔をしていました。全然リラックスしていない、いい顔でした。

 私と手塚さんは受付をやらせてもらいました。手塚さんのお金の計算がはやくて式場の方への報告も完璧で、さすが制作スタッフは違うなと思いました。




 ブーケトス&キャッチは新郎新婦の意向で「男女混合戦」。
 ここで「獣の仕業とゆかいな仲間達」はあることを思いつきます。

「盗聴の稽古でやっている”あの動き”、ブーケキャッチに使えるのでは…?」

 田澤さんと小林さんのコンビが作品で使う「ある動き」があります。それを洒落の気持ちでキャッチングのタイミングでやってみたところ…



 見事にキャッチしてしまった小林。
 大変気まずそうな顔をしていますね。

 周りの人達も「なんでお前が取っちゃうんだよ」という視線を彼に向け(ているように私には感じられ)ていました。
 しかし、おめでとう、こばやし。

 さあ、凛子の一大イベントも見事達成しました。

 もう一個の本番「盗聴」も上演間近です!

 ご予約まだまだ受け付けております。獣の仕業の捨て身のリアリティ「盗聴」
 あらためて申し上げます。今回の獣の仕業、サブタイトルの通り

「The Play」です!!


獣の仕業 第十一回公演

盗聴 [The Play]

日程:
2017年
1月14日(土)15日(日)

開演時間:
14日(土)15:00/19:00
15日(日)14:00/18:00
会場:吉祥寺櫂スタジオ
料金:2,000円(前売・当日同料金)
リピーター割引:1,000円(半券持参・要予約)
※ リピーター割引は本公演の半券のみご利用いただけます。
※ 上演時間:80~85分予定

チケットご予約Webフォーム

作・演出:立夏
出演:手塚優希 小林龍二 きえる 雑賀玲衣 田澤遵 中野皓作(人体色彩画廊I'NN)
照明:伊藤将士
音響:阿部健司(MUGEN☆PROJECT)
カトリエという名の女がいる。カトリエは固定局用無線機のある家に住み、アマチュア無線を趣味としている。香炉という男が彼女の「犬」として契約し同居している。彼は心臓に病気があり一日一回薬を飲まなければ生きていけない。カトリエの家の近くには永遠という名の女が暮らしている。カトリエとは高校のときからの幼なじみだ。彼女はカトリエの言うことなら何でも聞く。「詩子のこと」があるからだ。さて、今日もカトリエの無線がとある電波を傍受した。それは彼女が最も愛する夕日という名の男、彼の電話の音声だ。カトリエは耳を澄ましている。笑っている。しあわせなのか。私には分からない。そして私の隣には女性がいる。名前は「詩子」── 彼女には「悪意」があった。
第十一回公演は獣の仕業の新境地。
くせ者6人が繰り広げる苛烈で過激で純粋な「悪意」にまつわる群像劇。
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