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獣の仕業のしわざ

劇団獣の仕業のブログです。 日々の思うこと、 稽古場日誌など。

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脚本たまわりました

こんにちは。
少しお久しぶりの、小林です。

今日の夜はちょっと過ごし易いですね。
こんな日は、外に布団を敷いて寝てみたいものですね。
冗談ではなく、実は以前より、外に人がいなければ、虫がいなければ、実行したいと思っているのです。朝露の存在は無視して、絶対に気持ちがいいと思うんです。

さて、先週の土曜日に、脚本をたまわりました。
それから、小林の寄り道ライフが恒例化したのです。
私は、家に着くと恐らく安心してしまうせいなのかは分かりませんが、さっさと寝てしまう習性があります。それも、風呂で湯船なんかに浸かるともうダメです。体の疲れが取れるというよりは気力・体力まで奪われてしまい、風呂を出た瞬間から既にラリホーマ状態です。

「ふごあぁぁ」

パタリ。

逝ってしまうのです。


家だとこうなってしまう私は、だからこそ台詞を外で覚えるのです。

ひたすら、ひたすら、ひたすら。

できれば国道に布団を敷いて、電気スタンドの明かりを頼りに覚えるのが1番いいのですが、そこはやはり無難に喫茶店やファミレス、ファーストフード店などでもんもんと覚えます。

頭からちょうどよいところまでを、繰り返し、ひたすら。
ちょっと進んだと思ったら、また戻って、反復します。


さて、台詞の覚え方は人によって違うようです。

①受験勉強のように、とにかく書いたり発音して覚える方法

②大きな声で読みまくる方法

③ICレコーダーで録音して、ひたすら聴いて耳で覚える方法

④暗記パンをイメージして食パンにジャムで台詞を書き、覚えたと思ったら食べる方法


それぞれ試した結果、
①は浪人・留年時代の受験や試験勉強を思い出して発狂。もうあの頃の僕じゃない。

②社会の窓を全開にしてやったら近所迷惑になって、隣人を愛した。

③読み方が単一なため棒読み度が上がって世間に懺悔した。

④覚えられていないこと多々で太った。やがてお腹をいっぱいにすることが目標になった。エンゲル係数が高くなった。食パンからクロワッサンに変えたとき大人だと思った。


そんなこんなで現在の方法を実施しているのであります。
現在の方法は、②と似ているのでしょうか。ひたすら読み、また目でも覚える、ということなのでしょうか。ただし、台詞を覚えることは大得意ではありませんので、とにかく頑張るのみです。


しかし、私が覚えている姿は端から見るとおかしいかも知れません。目が虚ろ、虚空を傍観しながら口をもごもご。これで瞳孔が開いていればオジーオズボーン。彼はまだ元気なのでしょうか。分かりません。こだまでしょうか、いいえ、めだまです。


さて、そんな話はもう流してしまいましょう。素麺が如くさらっと。
取り落としてもいいんです。下で溜まりますから。それを食べればいいのです。

だがしかし芝居は違いますきっと。グッと集中してちゃんと取るべき場所で、あるべきかたちで取り、つゆにも適度ひたします。もし落とすと、下にたまりますけど、でもそこにたくさん溜まってもお客さんには見えないんですよね。

だからして台詞も、こう、くっと溜飲させてしまいます。
言うは易し為すは難し、そして、王道はなし。

ジョージくん。
生まれたばかりで恐縮ですが、もし芝居をするなら台詞は覚えなきゃダメですからね
ご機嫌麗しゅう。

ところで私も王にしてもらえないだろうか?
石油王で我慢、光栄に存じます候。


石油。それは太古を生きた生物の血、肉、涙。
大地を吸い尽くし食らい尽くしましょう人間よ。あなたたちもきっとなるに違いない太古の油。ペスターという油獣。みずを由とする獣よ。

さあ繰り出して ガソリン給油して 未来果ての果て 現在へ!!


?小林龍二?
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