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獣の仕業のしわざ

劇団獣の仕業のブログです。 日々の思うこと、 稽古場日誌など。

けだものだもの

秋も深まり、木々も紅黄に染まる季節になりましたがみなさまいかがお過ごしでしょうか。
団員の藤長でございます。

そして、いつのまにかブログがすっかりこばやし色に染まっております、す、すいません書いてなくて。
世間様の目に怯える隠遁生活、暗い部屋で一人画面に向かって一日一行書いては消し、一行書いては消し、を繰り返していたらいつのまにか夏が過ぎ秋が来てしまった、という、そんな悲しい物語があったかどうかはさておき、遅筆かつチキンの私にとってブログを書くというのは実はけっこうな難業であります。

みなさまに読んでもらえるかな、へんなこと書いてないかな、へんなこと書いてみなさまに嫌われないかな、という怯えのもと今もこうしてPCの前で固まっているのでありますが、二日にいっぺんの更新速度をたもつべく導入されました当番制の下ではそんな甘ぇこたぁ言ってらんないワケでして。気づいたら携帯に団員からの催促メールが10通も来ておりました。すみません。埋まります。うわーん。

と、まあ泣こうが喚こうが舞台の幕は待ってくれませんので、気を取り直して昨日のお話など。

今週土曜はメンバー全員で、先輩劇団さまであります『母子ともに健康』さまの舞台「いいことをする」を拝観劇いたしました。
「いいひと」が「いいこと」をしすぎて暮らしにくくなった「ウエノヒト」が「わるいひと」に「わるいこと」をさせて宇宙のバランスを保とうとしたら・・・という。観終わってから善とか悪とかライトとかレフトとか偽善とか偽悪とかあんたのためとか自分のためとか、男と女の間に流れる天の川とか宇宙の始まりとか終わりとか、そんなことを考えて少し熱を出しました。知恵熱。すべからく「いいことをする」てのは自己満足なのかもしれず、「いいことをする」つもりで「わるいことをする」こともあり、小さな親切大きなお世話、でもしない善よりする偽善、なにが正義か真実か、わかりませんがともかく夢中で見てました。『母子ともに健康』さまが今後とも母子ともに健やかにご活躍されますよう、陰ながらお祈りもうしあげます。

ほんとうはもっともっと書きたいことはあるのですが時間切れ、尻切れトンボで申し訳ありませんが、この続きはまた次回に。かしこ。

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